【第95回10月8日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー
令和哲学
AWARD
特異点ディスカバリー部門
坂中 ゆうこさん
今日の特異点
ドゥルーズと令和哲学4回目は、身近な悩みをテーマにWHTをするという回でした。
ジル・ドゥルーズは違いの哲学。その違いの哲学を日常に落とし込んだ時に、どれだけ美しい現実にになるのかを、今回のWHTをとおしてNOH先生がまざまざと見せてくださったと思い、大変感動しました。
今回のWHTはその「人の話がいけないのは何が欠乏しているのか?」というテーマでした。
実は、わたしは、5人の主張を聞いていて、結局みんな同じこと言っているじゃん、と思っていました。
5人の話は、表現の違いがあれど、共通点も多く、結論みんな同じだ。みんな共通している話をしている。
そう思っていた矢先に、NOH先生が5人の話をまとめはじめました。
NOH先生の話に私は感服し、感動し、息をのんで聞き入ってしまいました。
それは5人の意見の違いを、本人の主張以上に明確にし、いかに5人が違う意見を言っていたのかを、とても美しくNOH先生がまとめて視聴者にわかりやすく語ってくださったのです。
ドゥルーズ哲学は「同じものはひとつもない」という哲学です。
ドゥルーズ哲学の観点で、NOH先生は5人の違いをはっきりと表現してくださったのだと思いました。
そして違いを明確にしたときに、私が感じたのが、違いの明確化によって、場が次元上昇したということです。個性と調和がそこにはありました。
違いを表現することが、美しい場になるという観点がなかったため、見ていて、大変感動しました。
それから、
NOH先生は同じものがひとつもないことを、思いの強度が違うと表現されました。
わくわくしました。
思いの強度の違いによって、植物だったり動物だったりするのでしょうか。
思いの強度の違いによって、一人一人の夢ビジョンも違うのでしょうか。
だとすれば、歴史最高最強のビジョンを掲げているNOH先生は、歴史上一番強い思いの強度をもっているんだなと、そのように思い、わくわくが止まりませんでした。
全部が同じ、ひとつであることがわかるだけでは、疎通交流は起きません。
ひとつから違いが生まれる仕組みを明確にした令和哲学だからこそ、ひとつだけど違う相手に、興味関心をもって質問を投げられます。
ここからは私個人の経験になりますが、昔、まだ令和哲学を知らなかったころ、人間関係に思い悩み、その結果スピリチュアルやワンネスについて、何冊も本を読んでいました。
すべてがひとつだということを受け入れると一瞬は心が楽になるのですが、目の前に、人が現れると、現実は変わらず、相手と喧嘩したり、意見を飲み込んで関係性を創るしかできず、何も変わらないことで苦しんでいました。
令和哲学でいう、ひとつから違いが生まれる仕組みを理解できたときに、はじめて、違いをもっと知りたいと思い、けんかする相手の観点に興味関心を持ち
疎通交流が生まれ始まりました。
今回はそのような自分の経験を思い出したWHTでした。
違いを楽しみ、思いの強度の深いNOH先生とともに令和哲学カフェをこれからもわくわくで盛り上げていきたいなと思った回でした。
ありがとうございました。
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