第54回 8/11 ニーチェと哲学・観点(10)開催レポート


第54回令和哲学カフェ
ニーチェと哲学・観点(10)

2020年8月11日(火)21:00~22:30

開催レポート

第54回令和哲学カフェは、「ニーチェと哲学・観点」の10日目の最終日となり、Nohさんよりまとめの講義と質問道場をメインに行われました。

講義の中で、「認識主体」と「認識対象」について特に大事なポイントとして、「自分の身体も宇宙もすべてが認識対象、認識の結果物である」という話がありました。科学技術の研究開発対象となる人間の身体のDNAも認識対象であり、本当の認識主体は心であるということです。
今まで人類は脳のウイルスによって心が脳に支配されていましたが、これからは心が脳に勝つ時代で、それを通して、ニーチェが説いた「自由」「永遠(永劫)回帰」の生き方が可能になり、AI(人工知能)も自由自在に統制できる人類にアップグレードできるのです。

質問道場では、ニーチェの「永遠(永劫)回帰」の時間の概念について、お金の不安をどう越えればいいのか、自分らしさとは何か、ニーチェのラクダとライオンと子どもはどんなタイミングで起きるのかなど、たくさんの質問があがりました。

ニーチェは神という概念を否定した霊魂の自由主義者でしたが、令和哲学ではさらにその次の霊魂の進化主義を提唱しています。AI時代に人類が生きていくためには、心の細胞システムとなる共同体の創建が必要になるのです。
そして、源泉的動き(心の動き)1からロゴスに沿って判断、実践することに後悔はなく、やり続けることで必ず何事もプラスに転じていきます。

次回の令和哲学カフェは、8/12(水)21時から、第2回アンケートフェスとなります。皆さまぜひふるってご参加ください!

参加者の感想

今日も本当にありがとうございました。自分も含め誰もが、心が腦を統制して祭り感覚、遊び感覚で生きられる世の中にしていきたいです。僕はまだラクダだなと思いました。今日も友達とやりとりしていて、なんと脳に毒されたウイルスシステムであることか、と思った一日でした。10日間出演された皆様もごくろうさまでした!今日の内容もアップを残しておいて欲しい内容でした!(ユプシロンさん)

カントが解き明かした、この現実世界の限界と外の世界の存在を受け継ぎ、ニーチェが外の世界にみんなで行こうと呼びかけて叫んでくれた100年前が、今ここで令和哲学Noh先生によって蘇り、私たちが切り拓くべき、次の世界への応援をしてくれたと思いました。カントもニーチェも、量子力学も、M理論も、仏教の悟り、全部活用して、感動溢れる英雄産業へと繋げていきたいと思います。(ジャパン・スピリッツさん)

カントもニーチェも大喜びで、悔しさ?も感じる令和哲学カフェだなと感じました。人類が積み上げてきた意思と知性のリレーションを受け、全く新しい人間の文明がここからスタートできる確信が改めて深まりました。(hirokiさん)

哲学を勉強したことなかった私が、カントやニーチェをまとめて理解できるなんて、そしてそれをさらに底上げする令和哲学を毎晩学べるなんて本当に凄く恵まれているなとあらためて感じました。ありがとうございました。(chicoさん)


たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。

もっとアンケートを見たい方は
令和哲学カフェコミュニティサイトをご覧ください。

またのご参加をお待ちしております。

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