【3/27】第672回 令和哲学カフェ新シリーズ!明治〜令和154年間を解き明かす!希望の花が咲く令和魂 生きることと見つけたり!
開催レポート
富澤亮太講師から、第二次世界大戦の結果をテーマに、連合国中心の国際秩序の始まり、冷戦の始まり、日本の歩んだ道などのプレゼンテーションがありました。
日本がポツダム宣言を受け入れ、終戦を決断し、東京裁判で耐えがたきを耐えてもCOMECONが発足し、NATOが結成され、ワルシャワ条約機構が結ばれても世界では戦争が終わりません。
核兵器の脅威のなか、人類の未来はどうなるのでしょうか?
ノ・ジェス氏はこの問題を人類の文化DNAからの解決策で整理しています。
人間は生命のDNAの他に、文明を設計する「文化DNA」をもっています。
今までは男性性の時代で、敵と味方を分けることで団結をつくる「狩り型」の文化DNAが中心でした。これからは違いを溶かして融合し、再創造する「料理型」の女性性の文化DNAの時代がきます。
別の例えをするなら、遠心力の男性性・求心力の女性性です。
遠心力は「発散型」の方向性でポジションがたくさん生まれますが、求心力は「圧縮型」の方向性で1つのポジションに深く入っていく世界です。日本は天皇を求心力として、共同体の力を発揮した文化文明をもっています。
今の世の中は自由主義と共産主義が争っていますが、どちらも本物の平等、本物の民主主義を生み出せません。本当の民主主義を具現化するには、人間一人一人に生産手段を持つようにさせる必要があります。それを可能にするのが認識技術の案内する道です。
参加者の感想は令和哲学カフェコミュニティサイトをご覧ください。
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