第115回 11/9 ウィトゲンシュタインと令和哲学(3) 開催レポート
ウィトゲンシュタインと令和哲学(3)
2020年11月9日(月)21:00~22:30
開催レポート
「ウィトゲンシュタインと令和哲学」第3日目となりました。
今回は「疑いをもって生きることが知恵ある生き方なのか、
信じて生きるのが知恵ある生き方なのか」をテーマにWHTを行いました。
ディスカッションをしていくなかで、疑う側、信じる側で反論や融合を
していきましたが、実は疑うことも信じることも
表裏一体であることがわかってきました。
すべてを疑うということは時間も空間も存在もない、
私たちが信じていることはひとつもない、ということです。
全部否定したときに、この錯覚世界をつくったすごすぎる
世界があるという意味です。
本当は生まれることもないのに、生まれるという現象がおきている、
それは私たちが可能性そのものであるということです。
そして、このように全てを疑いながらも力強く、楽しく生きるようにさせる
それが哲学の用途機能でもあるのです。
<質問コーナー>※一部抜粋
Q.疑えば疑うほど自分を信じられなくなくなってしまう。
A.自分が存在すること自体も疑うこと。すべて疑えばいい。
「これは疑う。これは信じる」ではなく。自分が存在してることまで疑ったら
めちゃ楽しくなる。この錯覚の神秘神聖がなぜ起きているのか。新しい勉強が始まる。
次回は11月10日(火)21時からです。どうぞお楽しみに!
参加者の感想
自分の存在も含めて全てを疑うことで、疑うこと=信じることの境地に出会えるのが印象的でした。ありがとうございました。(Kohさん)
疑いながら楽しむのが哲学。疑うのはマイナスなイメージだったけど今日の話を聞きいて疑う事のパワーを感じました。今日もありがとうございました。(ケムさん)
言葉の罠に引っ掛かってたなーー。 仕組みを取り入れるとすっごいシンプル!(みかさん)
信じて信じて生きてきたから、考えない学ばないの私だったのかも。疑いながら楽しく生きる!を実践してみようと思います。今日もありがとうございました。(あっちゃんさん)
たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。
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またのご参加をお待ちしております。
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