第27回 7/3 感情の美しさ(2)開催レポート
第27回令和哲学カフェ
感情の美しさ(2)
2020年7月3日(金)21:00~22:30
開催報告
第27回令和哲学カフェは284名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
今回も「美しい感情」シリーズからWHT形式で進めていきました。
今回は、中島みゆきさんの「糸」という歌詞の内容から、感情とは何かを深めていきました。歌詞の中に、「ささくれ」という言葉が出てきますが、「ささくれ」を表現するとしたらどんな感情か、という質問から入り、美しい歌詞の世界観と、討論者それぞれの観点からの感情表現が合わさって、視聴者の感性も刺激されるディスカッションとなりました。
Nohさんの解析では、ガラスの瓶の中が「横の糸」、外が「縦の糸」です。この縦の糸と横の糸が合わさったとき、「仕合わせ」=自分のミッションとの出会いができます。なぜなら、ガラスの瓶の外に出られた時、自分が何をやるべきか、この時代が何が欲しがっているかが明確にわかるからです。真善美で整理すると、真は人間の感情=「ささくれ」、善はガラスの瓶の外の感情=歓喜と言うことができます。
今までの日本は、戦争に負けたことで、感情を殺し、建前でものづくりに総力を挙げて取り組んできました。しかし、本当は豊かな感情を持っている集団です。そんな日本人が感情に目覚めたとき強烈な潜在能力を発揮することができます。心の時代に、心をマスターするためには、感情の設計ができることが重要です。それが感情を悟り知るることだとNohさんはまとめられました。
次回も「美しい感情」です。ぜひご期待ください。
参加者の感想
もともと大好きな“糸”でしたが、ここまで深く解析していただき、もっと好きになりました。 ビン鳥や糸を使って繰り広げられるディスカッションに感動して心が震えました 5日目がどうなるのか、ワクワク、ドキドキします。(chicoさん)
音楽から導入することで感情を出す準備が整うような気がしました。 参加者のみなさんの表現に感情を感じたと同時に、感じてるのに思うように表現できないもどかしさもあったりで、日本の涙を想い感動しました。(えみさん)
いつも親子でYouTube視聴してます。ディスカッションタイムでは2人でテーマについて話していて、その度に新たな発見があります。とりあげられていた「糸」という曲は、さまざまな感情が湧く名曲ですね。音楽は面白いです。そこに令和哲学の解析が入ることで、難しいテーマだけれど、どこからみるのか?何をみるのか?と興味深く聞くことができました。(noyuさん)
歌の歌詞を通してどう解析するか。みなさんの感性が素敵だなと思いました。感情は言語化が難しいと思うが、ビン鳥のイメージが共通化しているので、ビン鳥を使って縦糸と横糸のイメージを進めていくとみなさんのイメージが受け取りやすかったです。 Noh先生がこの曲を使ったイメージも聞けてよかったです。(eccoさん)
たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。
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またのご参加をお待ちしております。
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