【第123回11月20日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー
令和哲学
AWARD
特異点ディスカバリー部門
陣内 絵里奈さん
今日の特異点
1期最後の第123回令和哲学カフェ。
ノさんから1期の共通テーマ「美学」のまとめの講義がありました。
15分間のこの講義が、とても素晴らしくて感動ものでした。
まず最初に言われたのが「令和」。
「令和」の元号の意味は、ビューティフルハーモニー。ノさんは、この「令和」という単語は今まで人類が開発したどんな単語よりも最高に素晴らしいと言っていますが、この「令和」の年号と繋げて、令和哲学・nTech(認識技術)による美学の解析をしてくださいました。
今までの物質文明・脳の限界を超えて、心・美学の時代へ。そのキーワードとして出てきたのが「ウルトライノベーション」。イノベーションという言葉はよく聞きますが、「ウルトライノベーション」とは何か、なぜ必要なのか。
新型コロナウィルスで世界経済が危機に陥っているいま、どんなイノベーションならこの危機を突破できるのか。日本も観光産業が大打撃を受けているように、これは考えなくてはならない最重要テーマだと思います。
イノベーションとは、当たり前をつぶすこと。ウルトライノベーションとは、すべての当たり前(当然)の根っこを取ることで、それは「人間が見ている宇宙(世界)が実在している」という当たり前をつぶすこと。
「自分が死んでも宇宙はある」と私たちは思い込んできたけれど、本当は、この宇宙は実在しない。時間も空間も存在も何一つない。「宇宙の中に地球があって、その地球に自分は存在している」と思い込んでいるけれど、この宇宙は実在しているものではなく、夢の中の世界だということなんですよね。
仏教でいうカルマ・輪廻転生のように、何度も何度も人間は生と死を繰り返しているけれど、なぜ生まれたり死んだりするのか。
映画「鬼滅の刃」で炭治郎が自分の首を斬って夢から目覚めるように、私たち一人ひとりも、宇宙という夢の中(「瓶鳥」の例えで説明していたこと)から目覚めたときに、この宇宙を成り立たせている宇宙(世界)の根源、生まれたり死んだりするようにさせている根源、それとひとつになることができる。それが、生きたまま死ぬ「完全死」であり「完全認識」。
nTech(認識技術)は、その「完全死」「完全認識」を可能にする技術で、科学技術では絶対到達できない人間の意識を開発する未来技術なんですよね。25年間かけてそれが日本で教育体系化されて、今まで不可能と思われていた「完全認識」に到達する道が完成していること、これは本当に凄い奇跡ではないでしょうか。
そして、まとめの最後に、美学とは「今ここで生きること」と言い、「時間の中で生きるのは美学ではない」と。
これはもの凄い真理だと胸に刺さりました。過去も未来もない、今ここにすべてがある、今ここで生きる。それを邪魔するのが脳のウイルスなので、いかに脳のウイルスを切って、心が脳に勝つ生き方をするか。それが、これからのAI時代、すべてが機械化されて、人間さえもチップを埋め込まれてビックデータの一部として扱われてしまう危機の中で、人間としての尊厳、本来の無限の可能性を爆発させて、人間として一人ひとりが幸せに生きるために必要不可欠なテーマだと改めて思いました。
今人間が最優先で知るべきは、「心とは何か」に尽きると思います。
「この体が自分」という認識は過去のものになり、宇宙があると思うのは脳の錯覚であることが当たり前になって、大自由な心で生きる。
そんな目覚めた人たちが繋がって連帯して、ウルトライノベーションを起こして、西洋のルネッサンスを超えるルネッサンスが日本から起きる。そんな未来にワクワクしながら、令和哲学カフェ2期も楽しみたいと思います。
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