第109回 10/29 マルクスと令和哲学(2) 開催レポート


第109回令和哲学カフェ
マルクスと令和哲学(2)

2020年10月29日(木)21:00~22:30

開催レポート

第109回令和哲学カフェ「マルクスと令和哲学」2日目。
今回は「意識が社会的存在を決定するのか、社会的存在が意識を決定するのか」をテーマにWHTが行われました。

例えば、一社員であっても、社長になる意志があれば、その意識が一社員以上の社会的存在であることを決定するのか、それとも、「社長」という社会的存在が社長であるという意識を決定しているのか。

以下、Nohさんのマルクス哲学の解析の一部を紹介します。

価値を生み出すのは労働者であるといえるが、労働者は社会的には弱者のポジションであり、権力を握っている人たちは、労働者から搾取するという構造ができあがり、労働者たちは貧富の格差から抜け出すことができない。

マルクスの生きた時代は労働者への搾取が本当にひどかったので、この社会構造を変革させて労働者の権利を主義主張をする労働組合が必要だということを強調した。
労働者階級の解放を通して、人間の尊厳・可能性を守ろうとしたのがマルクスの哲学だといえる。

マルクスの哲学の解析を通して、今の時代に必要な本当に教育を共につくっていきましょう。

参加者の感想

今回のテーマでのWHTが面白かったです。出演者 みなさんの観点が様々なのがよくわかります。特別個性的な方々なのか、日常で顔を合わせている平凡に思える周りの人たちもWHTをやってみたら個性が見えるのかな?と思いました。(TIさん)

哲学カフェを聴くうちにそれぞれの哲学者が生きた時代背景がわかって聞きました。そうなると、今からの時代はやはり大きな変革があるべき時代なんだと感じます。 今日もありがとうございました。(あっちゃんさん)

テーマがマルクスと聞いた時は、令和哲学とどう繋がるのかな?と思ったのですが、時代背景からくる労働者階級の涙を救いたいがゆえのマルクスの愛なのだと、ひしひしと感じました。学生の時にこんな風に学んでいけたら、もっと学ぶことが楽しかっただろうなと思いました。今、こうして学ぶことができて良かったです!今日もありがとうございました!(glicoさん)     

今日は対決構造を通して、AもBも思い存分ぶつかりあっていいんだと思いました。明日からさらに楽しみになりました。 マルクスの労働者階級に対する愛情と涙とそれを変えたい意志をすごく感じました。(けんやさん)


たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。

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またのご参加をお待ちしております。

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