【第28回7月6日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー


令和哲学
AWARD

特異点ディスカバリー部門

陣内 絵里奈さん

今日の特異点

7月6日、「感情の美しさ」の3日目は、TOKIOの『空船』の歌詞が取り上げられました。

この曲の作詞・作曲は中島みゆきさん。

私はこの曲を今回初めて聴き、なんて力強い歌なんだろうと思いました。歌詞も曲も、目の前のいろんな困難を突破していく勢いを感じて、カッコいい曲だなと。そして、中島みゆきさんは本当に魂のこもった素晴らしい曲を書くアーティストだと改めて思いました。

ここまでは私の感想なのですが、この日の令和哲学カフェでノさんが解析されたパートで感動したことを書きたいと思います。

令和哲学では、認識主体を「思い込みの主体」「事件の主体」「解析の主体」の3つで整理していますが、そこと繋げた「解析の主導権」についてノさんが語った内容がとても印象的で胸に響きました。
感情の中で、悲しい時に思うこととして、「傷ついた」という感覚がありますよね。この「傷ついた」という感覚がどこからくるのか。それを掘り下げていったときに、「解析の主導権」という言葉が出ました。

他人の言葉に傷つくというのは、船のオールを他人にまかせてしまうということ。
大事なのは、自分の尊厳は自分で守ること。
知ってる世界から自由になって、ひとつだけがあることをわかって、今ここ、その1で生きる。それが尊厳をもった生き方。
そうなれば、自分が解析の主導権を握ることができるから、他人の言動に惑わされずに、自分が主人公として、自分が生きたい人生のストーリーを貫くことができる。
だから、「解析の主体」になる、つまり、知ってる世界から自由になって、源泉的動き1から観ることがいかに大切なのか、とても深まりました。

苦しい・悲しい・不安といった感情に振り回されずに生きるにはどうすればいいのか。その明確な答えが、今回の話にギュッと詰まっていて、濃度の濃い素晴らしい会でした。

ありがとうございました!

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