日本の哲学者紹介:吉田幸司


今回の哲学者

吉田 幸司

博士(哲学)。上智大学哲学研究科博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)を経て、現在、哲学を事業内容とした株式会社、クロス・フィロソフィーズ(株)代表取締役社長。哲学シンキング研究所センター長、上智大学客員研究員・非常勤講師、日本ホワイトヘッド・プロセス学会理事などを兼任しています。

吉田 幸司の思想哲学

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド(1861年2月15日 – 1947年12月30日)は、イギリスの数学者、哲学者。数学原理(プリンキピア・マテマティカ)を著作。主に神学を中心として有機体論的自然観を提唱した、有機体の哲学を体系化。カントの影響を受け、ドゥルーズにも影響を与えたとのこと。)さんの研究を主にしており、神学をベースに、哲学から読み解く宇宙(コスモロジー哲学)や、形而上学の実践と方法など、現在主流とされている分析哲学(論理実証主義者、ヴィトゲンシュタインなど)などと対比して表現したりしている。論文の中には官需の形而上学や宗教的経験の意味への問い、など芸術的で直感的な思想などを大事にされていると思われる。

吉田 幸司の活動や影響

書著に『哲学シンキング』(マガジンハウス)、共著書にBeyond Superlatives(Cambridge Scholars Publishing)、Whitehead and Existentialism(Koyo Shobo)、『理想―特集:ホワイトヘッド』(理想社)、論文に「非分析哲学としてのホワイトヘッド『有機体の哲学』」(東京大学)、「※ホワイトヘッドの思弁哲学の方法―クワインの自然主義と比較して」(東京大学)などがある。
哲学を実践に、ビジネスに応用しようと、著書や論文も書いている。メディア出演、セミナー講演会も多数行っている。哲学の専門知を活用したコンサルティング、哲学シンキング®の開発・普及、哲学講座・ワークショップの企画運営、哲学シンカー®養成・認定講座、フィロソフィーディレクション、産学連携コーディネート、哲学メディアの保守運用。

記者がみる!令和哲学とつながるポイント

哲学的シンキングー哲学的思考が未来を変える-と言っているように、哲学こそ、ビジネスや組織開発に向けて必要との訴えをしており、実践哲学である令和哲学とも繋がると考えました。

この記事のライター

亀井 薫(Kamei Kamei)
マインドームインストラクター / 理学療法士

学生時代はプロ野球選手を目指していたが、突然の難病にかかり夢を諦め、
人生に絶望する。以来、色々な事に挑戦し、夢を描いたり、たくさんの学びにお金と時間を投資するも結局理想通りいかないことを繰り返す。

夢を描いては挫折し諦める人生であったが、令和哲学と出会い、その人生全部が実は、本当の自分と出会うために5感覚脳が創りだしたドラマであったことを理解する。そこから自然と人生の意味がわかり、人生をかけて遂行するミッションと出会う。

現在200人規模のプロジェクトのリーダー、プログラミング言語と最先端の令和哲学が融合したデジタル哲学を深めながら次世代リーダーの育成や人材開発をしている。

参考記事

〇クロスフィロソフィーズHP
https://c-philos.com/about_cp/
〇アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89
〇非分析科学としてのホワイトへッド「有機体の哲学」
東京大学哲学研究室『論集』34号(2015年度)吉田幸司
pp.94-107
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/philosophy/pdf/ron34/04-YOSHIDA.pdf

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