
世界の哲学者紹介:シルヴィ・オパン 〜映画 小さな哲学者たち プロデューサー〜
今日は、「フランスのドキュメンタリー映画 小さな哲学者たち」 を撮影しようと思ったプロデューサーを紹介します。
小さな哲学者たちを撮影してたシルヴィ・オパンは、子供のための哲学というものが存在するのだろうか?と探しているなかで、フランスのセーヌ・エ・マルヌの小さな幼稚園で哲学を教えるパスカリーヌ先生がいるという話しを聴き、それ以来、すぐにでもその授業にカメラを2台持ち込んで撮影したいという考えが離れず、パスカリーヌが教える幼稚園の園長に撮影の許可を取りました。
哲学先進国のフランスでさえ、哲学を学ぶ教育課程は(15~18歳)ですが、幼稚園児から哲学を教える世界初の試みの撮影が始まります。
教育省の許可を得て、親の同意を得て、子供たちと親たちが会話を交わす“哲学カフェ”という集まりも教師と校長と監督のもとで繰り広げられました。
最初の一年では、映画にするにはまだ深さが足りなく、二年続けることになりました。
二年目の中ごろから、子供たちそれぞれの人格が表に現れ、グループがしっかり構築され、先生は、成長し成熟した子供たちに対する立場を変えることになります。
撮影が完成すると、
撮影チームは、「彼らがたった5歳だとは、今でも信じがたい」
「こんな体験は、もしそれが一般的になったら、重要な社会的役割を担うでしょう。信じがたい可能性を示していることを映画が明快に語っていることと、これからは映画という媒体からさらに発展して活動できること、さらに多くの人に知ってもらうために子供のための哲学にかかわる研究者や団体と一緒に仕事ができることは、とても嬉しい」と確信を持って語っていました。
記者がみる!令和哲学とつながるポイント
令和哲学カフェも、将来映画になり、世界中のコミュニティーと繋がり合いながら成長していくと思いますが、映画、小さな哲学者たち の公式サイトは、そんなイメージが膨らむのに役に立つ記事だと思います。ぜひ、皆さんも読んでみてください。
参考記事
http://www.phantom-film.jp/library/site/tetsugaku-movie/prono2.html
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