第105回 10/23 フッサールと令和哲学(3) 開催レポート
フッサールと令和哲学(3)
2020年10月23日(月)21:00~22:30
開催レポート
今回でフッサールと令和哲学3日目となりました。
今回は「意味はなぜ生まれるのか?」についてWHTを行うことで、深めました。
また「お金の意味とは?」といった現実的な質問に対しても、討論を通して考えていきました。
意味が生まれる仕組みを理解するためには、無意味の意味を知ることです。
ビン鳥の外に出たらすべてを愛し愛される境地になり、すべての出会いが歓喜で溢れます。
どんな意味を生み出すために存在が存在しているのか。
無意味に戻り、次の意味に生まれ変わる時に、今までの全部をもった意味づけがされます。
だから、すべての存在は壮大なオーケストラを奏でていると言えるのです。
<質問コーナー>※一部抜粋
Q.現象学はなぜ一番難しい哲学なのでしょうか?
A.今までの哲学は存在論。宇宙の根源は何から出発するの?という存在論を使って、この世界を理解しょうとするアプローチ。
現象学には、自然的態度と現象的態度があるが、態度自体が正反対。自然的態度とは、世界は存在する事物たちの総合、
それが世界でその中の一人が自分で、その自分が大切な存在。これが自然の態度。
だから自分が観察する前にも世界が存在している。それに対して現象学的態度自体は、常に今ここ自分が観察することで現象が生まれている。
現象学は認識論ですべての仕組みを理解しようとするから難しい。
次回の令和哲学カフェは10/26(月)です。お楽しみに。
参加者の感想
純粋意識、超越的還元。フッサールが瓶鳥の外まで観た哲学者だということが理解できました。でも一貫性を持って語り続けることができなかった。一方で令和哲学は、電気・チップ ・スクリーン画面の3つの整理がある。このフレームワークが確立されているから、どんな哲学の概念も整理することができる!すごい!(すっちゃさん)
フッサールの現象学が少しわかってきた気がしました。自分がどう観察するかで、現象も変わってくると言うことかと思いました 相手を決めつけた状態だと、その意味も決めつけられたままになり、現象もそのままなので、それが気にくわなかったら、まずゼロ化し、無意味だった頃に、常にもどすことが大事で、そうすることによって現象が変化するきっかけになるのかと思いました 自分も無意味の意味が、本当にわかるようになってホルモン変えたいです✨(yayoiさん)
人間は意味の奴隷。本当にそうだと思いました。
そんな意味をなぜ生み出したのか?
それは無意味の意味を知ること。そこから5人のまとめでオーケストラまでの流れが美しいと思いました。意味もどんどん進化していくんですね。そんな人間の進化を案内する令和哲学の凄さを感じました。
(こみずさん)
エネルギーでもあるお金の循環は、資本主義である以上逃れられないテーマですね。
お金の意味ある価値ある使い方とは?さらにお金の価値が無意味になるほどの生き方とは?
そもそも、日本に多いタンス預金のようにお金の循環が起こらないこと自体が、無意味無価値でもあり、インフレについての知識等金融リテラシー自体高める必要があるなと思います。 本日もありがとうございました。
(Aiさん)
たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。
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またのご参加をお待ちしております。
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