世界の哲学者紹介:アンドリュー・タガード
今回の哲学者
アンドリュー・タガード
実践的な哲学者、非二元論者、起業家。
Askole(哲学コンサルティング企業)創設者。
生き方の最も基本的な問いを日常生活に戻す必要があると思い、2009年に博士号を取得した後、学業を離れニューヨーク市に移住。
Google、Facebook、Twitter、およびさまざまなテクノロジーやフィンテックの新興企業と協力関係を構築。 •2018年に、技術者が当たり前のことを調べられるようにするため、Askoleを設立。
アンドリュー・タガードの思想哲学
Andrewは、「哲学は、私たちがこれまで当たり前と思っていたことに目覚めるように私たちを促している」と説く。
「それはどういう意味か?私はここで何をしているのか?繁栄する人生とは何か?」など、哲学的な問いを投げかける独自のカウンセリングプログラムを確立。
アンドリュー・タガードの活動や影響
Quartz、The Guardian、Singularity Hub、Big Think、Wisconsin Public Radio、TEDx、The WashingtonPostなど、世界の多数のメディアで取り上げられている。
また、AIと仕事の未来、Total Work、そして現在テクノロジー分野に参入している「哲学的転換点」についても公開講演を行っている。
記者がみる!令和哲学とつながるポイント
世界的には「哲学コンサルティング」の導入が急速に広がっている潮流があり、哲学コンサルティングとは、哲学的な知見や思考法、態度や対話をなんらかの仕方でビジネスや組織運営に応用することを指すことという報告がある。
心の時代を提唱している令和哲学の対称性として、西洋発のビジネス哲学コンサルティングを主導している若手の哲学者を紹介したいと思った。
岩田 千佳(Chika Iwata)
nClinic院長/
一般財団法人令和教育財団理事長
Dignity 2.0国際カンファレンス代表
内科医師・日本心身医学会専門医
東京女子医科大学糖尿病センターで内科医として研修を始めた。
ストレスと疾患の関係性を学ぶため、日本心身医学会の専門医となる。摂食障害の若い患者さん達と向き合うことで、「生きるとは何か」という問いを突きつけられ、spiritual painの治療なくして病気の根本治癒は見込めないと実感。その後、ホスピスケアを通して、spiritual careについて学び、” 根幹となる何か” があると感じた。
ストレスと疾患の関係の研究と治療をするために、クリニック開業に至る。
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