Noh Jesuメールマガジン 10周年記念インタビュー
メールマガジンを通して人類と日本の可能性を発信し続け、2020年8月27日で10周年を迎える、Noh Jesu(ノ・ジェス)さんにインタビューをさせていただきました。
■振り返ると、どんな10年間でしたか
メルマガが始まったのが2010年8月27日ですね。
物質文明から精神文明へ文明の大転換が起きるという確信はありました。価値観の大変革が起きる時はクレバス(※氷河の割れ目のこと。深い危機の例え)とか、心のパニックが起きやすいので、そのために関係場を先に構築しておく必要があると思ってメルマガを始めました。それから2011年3月11日に東日本大震災が起きて、みんなパニック状態で東京から離れるのが良いと言われる中で、私は地震よりも危ないのが心のパニックだと確信がありました。メルマガを通して心のパニックを落ち着かせるメッセージを伝えることができ、もっと悪いことが起きるのではと言っていた精神世界のリーダーたちの流れを反転させることができたので、メルマガのパワーを感じました。
そういうこともあり、これまでメルマガの運営に関わってくれた仲間たちと一緒に、関係場自体を大事にしてきました。
2020年は本格的に心の時代になってきて、そんな中で久しぶりにお会いする時に
「メルマガ、読んでいますよ」と言ってくださる方もいて本当に嬉しく思っています。
10年間続けられていることは本当に感動です。
日本の粘り強さを感じますし、運営の仲間たちがサポートし続けてくれることも嬉しいです。
今は、新型コロナのパンデミックが、第二波、第三波と起きると言われる中で、
映像の時代と言っても、メルマガは情報の共有共感の素晴らしい道具であり、まだまだ重要だと感じています。
■ここまで継続するのは大変だと思いますが、モチベーションの源は何でしょうか?
物質文明から精神文明にシフトする時に、「心とは何なのか」を知る必要があります。それは、ただ自然にわかるものではなくて、新しい感覚をつけなければならないんです。
人間が目でみる、耳で聞くのは、何も訓練しなくてもみえる、聞こえるレベルですけれども、心の感覚は、かなり考えを追求して追求して、オールゼロ化感覚に到達する世界です。
そのためには、かなり集中が必要で、それを習慣化させるためには色々な訓練も必要です。25年間そのパートのノウハウを蓄積しているのがNRグループであり、nTechです。
心時代のリーダーとしての仕事をしっかり日本ができるようにすること、それがnTechやNRの仕事だと思っています。これは世界人類の未来に関わることでもあります。
歴史の脈絡からみても、日本は心の時代を開いていく英雄集団として準備ができている集団だという確信があります。私はそれを日本文明のミッションとして、ステージで表現しています。ステージ1の明治維新の時代は、無限の可能性そのものを確信している日本でした。「アジアの近代化は日本でやる」と、心ひとつになった経験がある集団なのです。そこから原爆を2つも落とされて、戦争を辞めることを自ら決断したのがステージ2の日本です。今までの日本精神をすべて否定して耐え忍ぶ心で、アメリカが期待した3倍、自ら自虐、自己否定をして建前勝負で物づくりに走りました。そこから、次のステージに行く時なのです。
ステージ3は尊厳完成、沈黙を破って世界を救済する日本です。ステージ3にジャンプが起きるためには、必ずnTechが必要だという確信もあります。
日本の皆さま一人一人が心の感覚、オールゼロ化感覚を使って、「今ここ完全観察システム」として活用した時には、人類を平和的に統合していく、立派な心文明をつくることができます。西洋から生まれた貨幣システムによって一段階の人類大統合はできたけれど、それ以上の、人類を本当に幸せにすることができる大統合機能を持っているのが、「今ここ完全観察システム」です。
人類への貢献度も高く、日本のミッションにもつながる、日本が一番欲しがっている強烈な道具にもなれる確信があるので、10年だろうが20年だろうが、やり続けるしかない。そんな状態です。
■夢は何ですか?
1年後、5年後どうしたいですか?
ユヴァル・ノア・ハラリ氏は著書の中で人類大統合の機能が、宗教と帝国主義と貨幣システムと言っています。しかし今、宗教は宗教紛争が終わらず、帝国主義は世界統合よりはアメリカ・ファーストになっている状態で、貨幣システムだけが残っています。しかし、
貨幣システムだけでは人類大統合が難しい状態です。市場経済では社会全体の利益の調整機能を「神の見えざる手」と言いましたが、それ以上の機能を持っているのが令和哲学で言う「神の見えざる目」であり、それが、「今ここ完全観察システム」です。
「今ここ目でみちゃダメ、心の動きでみること」が人類のグローバルスタンダード化していくことが夢でもあります。
そのために2019年(令和元年)から2021年(令和3年)までの3年で、日本で心の感覚をマスターしている人たちを量産できるシステムを完成させて、2023年(令和5年)までに「心の国、日本」が世界のモデルとして完成すること、そして2030年(令和12年)までに「今ここ完全観察システム」、心の動きでみることが全世界で、世界基軸教育として広がっていくことを願っています。
■読者の皆さんへメッセージをお願いします
ずっとメルマガを受け取ってくださっている読者の皆さま、ありがとうございます。
本当に私たちが心ひとつになって、心時代、PU感覚が始まります。
PC時代から宇宙コンピューター(Personal Universe)の時代。皆さまと一緒に新しい時代をつくっていきたいと思っています。
メルマガも10年だけでなく20年、30年とこれからも一緒に新しい時代、歴史をつくる心で応援していただけると嬉しいです。
【メルマガ運営チーム編集後記】
Noh Jesuさん、貴重なお話をどうもありがとうございました。実はメールマガジンを始められるずっと前から、日本の可能性と心の時代について発信し続けてこられていますよね。その頃は心という言葉さえなじみが薄い時代でしたが、今はNohさんのおっしゃる通り、心を語ることが当たり前の時代になっています。日本人としてこれからの日本の在り方が次の時代に重要になるということが理解できました。これからもご活躍を楽しみにしております。
今回の記念に直筆メッセージもいただいております。
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