第90回 9/30 ニーチェと令和哲学(4) 開催レポート
ニーチェと令和哲学(4)
2020年9月30日(水)21:00~22:30
開催レポート
第90回「ニーチェと令和哲学」4日目の開催報告です。
今日のWHTのテーマは、身近な悩みとして「なぜ伝えたいことが伝わらないのか」でした。討論者5名がそれぞれ主義主張し、論破していきました。
その後Nohさんより、ニーチェの解析がありました。
「ニーチェは、理性、言語、概念などを奴隷道徳といい、そんなコミュニケーションでは伝わらないと言った。闘争しないとダメだと。Will To Power(権力への意志)、すなわち完全認識を獲得することで共通土台を持つことができる。共通土台がないと伝わらないのに、伝わると思ってしまうから、屈辱、悲惨、残酷な結果になる。 人生は何のためにあるのか。人生は手段である。完全認識の獲得がゴール。それが超人になること。そうなったら人生すべてを楽しめる。そして、みんなが完全認識を獲得できるように共有していく。」
<質問コーナー>※一部抜粋
Q:瓶鳥の外に出たという確信はどうすればわかるのか
A:「考えに勝った」「脳に勝った」、その心の叫びが出てくる。ファイナルクエスチョンとファイナルアンサーの条件が明確にわかった上での完全認識の領域がある。自らわかる。
参加者の感想
身近なテーマでのディスカッションは、日常に使えることがよりリアルにわかるので有難いです。今日もありがとうございました(chicoさん)
日常の「アルアル」なことなこに、忙しさにかまけて、深く考えることもせず、目に見えたところだけで、判断し行動していることを再認識出来ました。令和cafeの時間を利用して、普段と違う思考の練習を蓄積していきたいと思いました。コミュニティの場に感謝します。(くわちゃんさん)
小さい変化と大きい変化が同じ。日々、令和哲学カフェのおかげで蓄積が起きていて気づきやすくなっていると思います。ありがとうございます。(えみさん)
昨日のテーマ「自由を得る」と繋げて聴きました。will to power 権力の意志の戦いに勝利すること。中と外の統制。ニーチェ哲学を、些細な日常に活かせるエネルギーをいただきました。本日もありがとうございました。(日々木弓絃さん)
たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。
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またのご参加をお待ちしております。
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