6月24日【第21回令和哲学カフェ】 美しい考え(1)


第21回令和哲学カフェ
美しい考え(1)

2020年6月24日(水)21:00~22:30

開催報告

第21回令和哲学カフェは、289名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
今日から、新テーマ『思考の美学』が始まり、討論者も新メンバーに変わりました。

『思考の美学』の1日目の今日は、Nohさんから、「考えの素材とは?(of)」「考えが成り立つ仕組みとは?(by)」「考えは何のためにあるのか?(for)」の3つの質問が投げられました。

集団コミュニケーション訓練ワーク「WHT(Widening Heart Technology)」形式で、5人がそれぞれ3つの質問に答えていく中で、Nohさんから鋭い突っ込みがあり、どんどんカオス状態になっていきました。
これは1日目に必ず起きる現象ですが、他人の話を聞くことが難しいこと、普段他人に合わせて自分の考えを主張していないこと、また、自分と相手の話のどこがズレているのかを説明することも、簡単なようで実は難しいといったことが、このWHTを通してリアルにわかり、楽しみながらコミュニケーションについて学べます。

質問コーナーでは「脳と心の違いは?」「なぜ人は頑張らなければならないのか?」といった質問がでました。脳と心の違いに対して、「脳は主語と述語がある、心は主語も述語もない」というシンプルかつ明快な答えが返ってきました。また、頑張らなければならないことに対しては、笑顔で「頑張らなくていいんだよ」と答えられ、「脳に支配されて、体だけが自分だと分離して、みんながひとつだということをわかっていないから、頑張らなけばならない、偽物のシステムになっている」と話されました。

車や飛行機が走る道があるように、考えにも走る道があります。考えが何なのかをわかっていないと、主義主張ができず、一貫性ある考えもできず、ムダな考えが多くなってしまいます。
普段使っている「考え」について、ぜひこの機会に、この令和哲学カフェを通して、整理してみてはいかがでしょうか?

次回は6月22日(月)となります。お楽しみに!

開催にあたって

人間と動物の決定的な違いとは?

それは、考えることができるのか、できないかという違いです。

考えは、生命活動を輝かせる精神へと進化していきます。


では、人間の思考回路は、どんなパターンをもっているのでしょうか?

私たち人間の考えが走る道とは?

どんな考えが美しい考えといえるのでしょうか?


今回は考えの美学について、深めて参ります。

令和哲学カフェ第1期 シリーズ第4弾「美しい考え」
第1回 6月24日(水)21:00~22:30
第2回 6月25日(木)21:00~22:30
第3回 6月26日(金)21:00~22:30
第4回 6月29日(月)21:00~22:30
第5回 7月1日(水)21:00~22:30

第1期「美学」
テーマに寄せて・・

“simple is the best beauty”

人類歴史は、美しさを追求してきました。


人間は美しくなりたいし、本当の美しい文化文明もつくりたいと願ってきました。
これまで生きる意味や価値を追求してた宗教の限界から、人類は科学の概念をもちいて豊かな世界をここまで創ってきました。
次の時代、令和では、宗教と科学を融合した美学の時代が始まることを提言します。美しさとは・美とは何なのか?を皆様と語り、それらを作るためにどうしたらいいのかを語る場にしたいと思います。

レポート&アンケート


またのご参加をお待ちしています。

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