第40回 7/22 ニーチェと美学(1)開催レポート
ニーチェと美学(1)
2020年7月22日(水)21:00~22:30
開催レポート
第40回は288名の方に参加いただきました。ありがとうございました。
今回からカントに続きニーチェを取り上げていきます。昨日は「ニーチェと美学」の1日目でした。
まずはニーチェの紹介がありました。ニーチェは形而上学をポストモダニズムへ移動させた人であり、現代哲学を理解するのにとても重要な哲学者です。そして令和哲学ともとても相性がいいのです。
ニーチェが残した有名な言葉に「神は死んだ」というメッセージがあります。人間が大事にしていた神という生きる意味価値を勇気をもってオールゼロ化して、「大自由に自分の世界を認識しよう!」と先導しました。「われわれには希望しかない、あなたの人生は美しい、アートを過ごせ」と言い、「危ない人生を過ごせ!!」と主義主張した哲学者です。
WHTではニーチェのいう「危ない人生と美しい人生がどうつながるのか」に対してと、神が死んだことで、人間の意味価値が消えて、虚無主義になった人達にどのようにして希望を与えることができるのかに対して、5人の討論者が主義主張しました。
討論後の整理の中では、ニーチェが登場したことで、解析でとどまった哲学に対して、明確な実践行動と社会変革を取り組むようになったというお話もありました。
質問コーナーでは、7月22日にお誕生日を迎えたNohさんに「おめでとう」とともに今年の抱負も語っていただきました。今ここ死んで生まれてを繰り返しているけれど、何度生まれ変わっても日本が好きだし、この仕事が大好き、Japan Mission、Japan Dream、Japan Miracleをやり続けます、というメッセージを頂きました。
次回7/24(金)は、引き続きニーチェ哲学による「美学」シリーズとなります。
どうぞお楽しみに!
参加者の感想
「神は死んだ」と言ったニーチェ。人間が1番大事にしてきた意味価値が全て破壊され、虚無主義の時にどう生きるか?アートで生きろ!ニーチェと私達が生きている時代は違いますが、コロナによって今の時代も人間が最も大切にしている実存に価値がある世界が破壊されている事と繋がると思いました。(きよまささん)
ニーチェは、当時のキリスト教社会の罪や罰の概念で罪悪感にしばられていた人間の頭上の灰色の雲をはらいのけて晴れやかな空を取り戻してくれた哲学者。 人類を進化させるため勇気をもって果敢に発信し続けた誠実な愛の人。 このタイミングで令和哲学の中でよみがえる喜び!!(つきさんさん)
令和哲学カフェに参加して2カ月、自分が哲学を楽しく学ぶようになるとは、全く予想してませんでした!(サトシさん)
令和哲学カフェで、今日も元気をもらいました。心機一転、明日も頑張ろうと思える。大切な時間です。(かなえどんさん)
たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。
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またのご参加をお待ちしております。
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