「特異点」ディスカバリー部門 エントリー【第20回6月23日分】


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「特異点」ディスカバリー部門
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今回、6月23日の令和哲学カフェは第20回と節目の回になり、テーマも前日までの4日間の「尊厳」の総括の回になりました。

尊厳というと普段生きているとなかなか考えないテーマだと思います。でも私は、令和哲学者NohJesu氏と出会って11年来、今の時代を生きる私たちの尊厳、引いては人間という存在そのものの尊厳について、いい意味で向き合わざるを得なくなっています。

10年以上もそのテーマに向き合ってきた末の今回の総括ですが、一言で言ってしまえば、もう快感にしびれました(笑)

それがどのポイントかというと瓶鳥の話。NohJesu氏は何年も前から、瓶の中で卵を羽化させて鳥を育てた時に、瓶を壊さず鳥を殺さずその鳥を外に出すにはどうしたら良いか、という問いをよく投げかけてきました。この4日間もそのことを中心に話が進んでいましたが、その流れで言っていたのが

「科学技術が進化発展を遂げた今、人間の体と脳さえもその開発の対象となている。このことは人間にとって尊厳の危機だし、科学技術の開発対象になるものは本当の自分ではなく、科学技術で開発できない瓶の外の世界こそが、本当の自分であり尊厳そのものだ。」
(※現実に置き換えると瓶の中が宇宙、鳥が人間)

ということでした。

これ聞いた瞬間脳が震えましたね。
もうね、この瓶の外の世界と瓶の中の世界をイメージするのが本当にたまらない!
文章だけだと変な人に思われるかと思いますが(笑)、イメージがしっかりできると誰でもそうなることはきっと間違いないでしょう!このことを通してさらに瓶の中と外のイメージが鮮明になって、瓶鳥の絵が大好きになりました。

瓶の中の鳥だけを自分だと思って生きることがどれだけ悲惨・残酷・屈辱・侮蔑なのか。その地獄の中でどれだけ人間が尊厳を毀損されているのか、それをわかることだとNohJesu氏は言いますが、本当の本当にそう。この現実に未練なく早いこと瓶の外に出たいと思う次第です。

そしてまた、参加者の質疑応答の時間。その回答の中でJapanMissionについて語っていましたが、これもまた全身の血が体を駆け巡るような血の騒ぐ思いでした。

明治維新を成し遂げた日本の最高のプライドと、終戦から今までの日本の深い涙は、私たち日本人は学校で教えられることなく、日常ではなかなか感じることはできません。

だけど私はNohJesu氏に出会って以来懇切丁寧に教えていただいたこと、また大正生まれの真面目な祖父が自分を否定しながら亡くなったことをキッカケに激しい気づきがあったのです。
それは、その誇り高い日本精神と同時に"狂ったほどの"と表現しても過言ではないくらいの自己否定と失望が日本人の中にあるということ。そしてそれを通して私の心には、日本人のプライドと悔しさ、怒りが強烈に刻まれたのです。

それ以来

「日本が立ち上がって世界を愛で制圧する。日本には世界をOneWorldへ導く使命がある。」

と語るのを聞くと、血が騒いで熱くなるのです。

今を生きる1人の人間として、また時代を問わずいち人間として、どう生きるべきかを考えたことのある方。またそれに関心のある方。そして今の時代に一度きりの人生を熱く生きたい方は、是非是非令和哲学カフェにご参加ください。楽しくみんなで理解を深めらること間違いなしです。

令和哲学
AWARD

特異点ディスカバリー部門

Auther : Shingo Kishimoto

岸本 真吾さん

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