【4/29(月)】第919回「哲学者まとめ:キルケゴール」


開催レポート

第919回令和哲学カフェを開催しました。

今回は『死に至る病』で有名な哲学者「キルケゴール」について、荒牧明楽さんにプレゼンを実施いただきました。

・「絶望とは死に至る病である」という言葉が有名な、絶望の哲学者。
・【あれもこれも】ではなく【あれかこれか】。個性を持った1人の人間(実存)が、自分にとっての真実を選び取ることが重要であるとした、実存主義の先駆者。
・実存の中でも、神と一対一で向き合うことで本来の自分を取り戻す「宗教的実存」を、最上のものとした。

そして、キルケゴールの哲学と令和哲学の対称性での比較も実施いただき、キルケゴールの限界と、それを令和哲学(nTech)が補うことができることが明確になりました。

その後、「正しく絶望するためにどんなことが必要なのか?」をテーマにディスカッションし、以下の6階建のビルディングを創りました。

1)正しい問題発見(観点の問題、繭の問題)
2)繭の中であることを知る。
3)繭の中には神がいない。神は死んだ。
4)不可能性そのものの自分。
  繭の中は当たり前/機械的条件反射/自動的/絶対的。本当の自由選択がない。
5)そこから出るのに、生きたまま死ぬ。
  求心力。自分の中の一番小さい点=不可能性そのものだから、生きたまま死ぬ必要。
6)正しい自己規定。無限大可能性そのものが自分。

それに対して、令和哲学者ノ・ジェス先生より、「無限大可能性そのものになっても、絶望であることを言わなければいけない」とコメントをいただきました。

無限大可能性もそれに固定されたら不可能性。神=1にこだわったら、空の病気。ワンネスにこだわっても病気。
その先の不二。1−5−1を使った対称性原理で、物語の設計ができるから不二。
だから、物語の設計ができ、Japan Mission、Japan Dream、Japan Miracleを語ることができる。

令和哲学・認識技術 nTechが、正しい絶望を通過して、未来確信を持って物語を語ることができる理由が、明確になる2時間でした。

参加者の感想は令和哲学カフェコミュニティサイトをご覧ください。

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