【4/15(月)】第910回 「哲学者まとめ:パルメニデス」


開催レポート

【確固不動な知識が一般常識化する時代】
第910回令和哲学カフェを開催し、89名の方にご参加いただきました。

今週からは今まで取り扱ってきた哲学者をまとめて発表していきます。
初回である今回は、古代ギリシャ哲学者「パルメニデス」について、大川真さんにプレゼンをしていただきました。

「有るものは有る、無いものは無い」、不生不滅の「有るもの」を追求することで大逆転が起こり、AI時代の現代が、確固不動とした土台が不在で有ることを気づかせてくれる内容でした。

その後、「確固不動な知識を理解し、一般常識になるためにどうすればいいのでしょうか?」というテーマで、ディスカッションしました。

・新文明の誕生には新文化が必要。
・人間はこれまで自信がない不安な状態で不完全行動をし、文化文明を構築。
 だからこそ、行動の前の認識に勝負することが大事。
・そのため、認識疾患を認識し、体系的秩序の最小単位(スイッチ点1個)の理解が必要。
・不安ではなく未来確信・歓喜で行動をしていくことで、健康な認識から健康な行動、道具制作、政策制度、学問哲学、組織化・勢力化し健康な文化・文明が誕生する。

認識技術を通してスイッチ点1個を理解することで、完全認識からくる未来確信が可能になり、健康な行動〜文化文明の誕生が可能になる。確固不動な知識が一般常識になる未来に確信が持てる内容でした。

参加者の感想は令和哲学カフェコミュニティサイトをご覧ください。

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