【第133回12月7日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー


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令和哲学カフェ第二期「存在の謎解き編」第一日目テーマ:「人間の思い方のクセ」特異点

令和哲学カフェ第二期「存在の謎解き編」第一日目は、「人間の思い方のクセ」がテーマになっていました。
ファシリテーターは、大川真さんです。
始めに、テーマを深めるお話しがありました。
人間の思い方にはクセがあり、どんなクセになっているのかといえば、
「”ない”ものを”ある”と思っちゃうし、
逆に”ある”ものを”ない”と思っちゃうクセがある」
とシンプルな答えが提示されていました。

例として、池田晶子著「絶望を生きる哲学」から
「”ない”ものを恐れる人間のクセとして、死という無を恐れる人間のクセ」が引用されていました。
”ない”を”ある”と思ってしまう人間のクセと繋げれば、
「死という無が、”ある”と思って、恐れている人間のクセがある」ということが理解でき、
死は”ない”のにも関わらず、それを”ある”と思い込んでいるわけです。
アンリ・ベルクソンが言っている「無は有の否定だから、有の一種と理解できる」というのは、生と死の関係性でいえば、「死は生の否定だから、生の一種と理解できる」となります。
つまり、生があるから、死があると思い込んでいるということですし、
無と有、死と生は同じ次元のもので、高い次元から見れば同じものだと理解することができます。
パルメデスがいうように、
「”ある”ものはあるし、”ない”ものはない」ということからすれば、
あったりなかったり、生まれたり死んだりしていることは、確証がない、根拠がないことになります。
ですから、人間のクセは、真実を掴めていない状態なわけです。
では、”ある”ものとは一体なんでしょうか?
それには、令和哲学者ノジェスの「時間・空間・存在・エネルギーも”ない”!HITOTSUの動きだけが”ある”!」が引用されていました。

これらの解説をした上で、「確信を持つことができない時代」を背景にして、
「確信の根拠はどのようにつくられるのか?」の問い掛けによってWHTに入りました。

登壇者の主張は、以下の4つでした。
知っている世界から自由になることが確信になる。
過去の経験・体験の積み重ねによって確信になる。
自分を理解することが確信になる。
思い込みを疑い抜いて、思い込みの外にいることが確信になる。
そしてもう一つは、
確信が何かイメージできない、従って根拠も、根拠を生み出すものもわからない。
でした。

WHTでは、これを題材にして、補完、否定、賛同そして融合によって、探求していきました。
初めから番狂わせのカオス状態からスタートしたと思います。
どんな主義主張である観点も弱点があり、利点もあり、ポジションもありますから、主義主張観点の無いところ、自らの観点の無いところから、その主義主張観点を観ていくことで、自由になり、自由になったところから、取捨選択、融合が自在に出来るようになります。
WHTは、それを練習する場でもあります。

最後に観点を融合したことで、
「反復することによって確信を深めていくけれども、それが思い込みであることを疑い尽くし、もうこれ以上疑えないところに行くことが、知ってる世界から自由になることでもあり、そこからスタートして発信しながら、実践をしていくことで、気づきを深め、確信を深めることができる。」という観点に至りました。
ファシリテーター大川真さんの意志と粘り強い気遣いによって、場で理解を深めていく素晴らしいファシリテーションが光っていたと思います。

現代社会が、なぜ「確信を持つことができない時代」になっているのか?
それは、凄まじい変化によって、確信の根拠が定められない状態になっていることと思います。いままで確信の根拠にしていたものが、崩壊してしまう、変化してしまって、根拠にならない時代だということです。あらゆる現実が、根拠を失っていく大変革が起りつつあります。
このような時代だからこそ、全く変化しない不動、不変の根拠が必要となるわけです。
大地震に備えて、揺らぐことのない強固な地盤土台に基礎を構えて、建物を建てる必要があるのと同じことです。
大変革の時代に、有ったり無かったり変化する、生まれたり、死んだり変化することを根拠にすれば、確証は無く、”永遠不変”という土台を基礎にすることができれば、それが最も安定した確証になるのではないでしょうか⁉️

シリーズのテーマ「存在の謎」のベールが剥がされて、徐々に明らかになっていくことが楽しみです。

令和哲学アワードの詳細はこちらより

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