
【第137回12月11日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー
令和哲学
AWARD
特異点ディスカバリー部門

Morphie(風見雅子)さん
今日の特異点
大川まことさんがファシリテーターを務めるシリーズ最終回となり、令和JAPANのポージングで撮影が完了したと同時にスタンディングオベーションでした!!!本当に感動しました!!
最初に令和哲学〜存在の謎解き編〜と題されたのを見て、一体どんな設計図を描いて構成されるのだろう?と思っていましたが、
パルメニデズを取り上げたのを見た瞬間、哲学に対するまことさんの愛を感じ、やはりソフィストなんだなと彼が新進気鋭の哲学者と紹介される理由を垣間見た気がしました。
第1期で9/17にNoh先生がカントのまとめをされた時に、古代・中世・近世・近代・現代の哲学者を整理して話され、
古代の自然哲学者とソフィストの中で、「パルメニデスが残した言葉は令和哲学とピッタリだから取り上げたい」とコメントされたことを逃しませんでしたが、
何故直観的に凄いと感じたのか?をまことさんのプレゼンやまとめを通して納得させてもらいました。
「あるものはある。ないものはない。」
一切の感覚に頼らず、全てを理性によって徹底的に探求していったパルメニデス。
令和哲学で言う瓶鳥の外こそ、あるものはある世界であり、瓶鳥の中は全て虚構で錯覚だから、ないのもはない世界を表現していたことがこのシリーズ5回を通して明確になり、
西洋哲学の出発点とも言えようパルメニデスの比類なき偉業と、それを補完する令和哲学の愛、即ち完全学問の完成を表現していると感じ涙が出ました。
長岡ニーチェ、関係主義者長野広樹さんからのバトンを受け、ファシリテーターの役割を引き受けること自体が想像し得ないプレッシャーもあったと思いますが、
初日のカオスもありのままに受け止め、どんな考え感情をも楽しむまことさんの
あり方に、やはり揺るぎのない不動心と愛を感じました。
また木火土金水の陰陽五行から集まったメンバーの個性も分かった上で、存分に生かすことを大切に守りながら戦ったと言うか。。。
やると決めたまことさんが砂漠の中に放り投げられ自由を与えられたからこその
苦悩の中でも、瓶鳥の外、1からの愛を諦めない「覚悟」を以て臨んでいるのがよく分かりましたね。
プレゼンの中で出てくるまことさんの好きな動物、オラウンターン。知性溢れる内容の中でホッと笑いが出る瞬間でしたが、最終回はお母さんの背中に寄り添う子どものオラウンターンが。。
中国の思想家のような顔してたり、叔父さんみたいだったり、肘をついて悩んでみたり、、まことさんのお陰でオラウンターンが好きになりました。
令和時代のネオ吉田松陰Noh先生とまことさんの質疑応答コラボも素晴らしかったです。それぞれが分かりやすくシャープに答えていく姿は贅沢な知の饗宴でした。
毎回波乱万丈のWHTでも本質的問いを投げて考えさせ、論理を使って自ら答えに到達するようにリードしてくれる姿、
また出演者の主義主張もとりこぼすことなく拾い本人が言語化できない深いところまで丁寧に表現し直してくれる傾聴力に、アモールファティー&ネオパルメニデスまことを見ましたね!
今回のまことさんのファシリテーターは、視聴する人に自分もファシリテーターをやってみたい、自分もできるかもしれないと言う勇気や激励をプレゼントしてくれた可能性を開いてくれた場だったと思います。
月曜からは「破壊」をテーマにキジさんがまことさんのバトンを受けて奏でてくれるのがまた楽しみです。
令和哲学アワードの詳細はこちらより
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