【第97回10月12日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー


令和哲学
AWARD

特異点ディスカバリー部門

Tami

Tami さん

今日の特異点

今回の令和哲学カフェのフロイトの整理は、人類が始まってからの哲学の歴史を更に分かりやすく、ポイントを整理されていました。

 

哲学とは、
「すべての存在を存在させ、進化発展させる原動力とは何か?」
「すべての意味・価値を誕生させる源とは何か?」
「万物の宇宙の根源は何によって成り立つのか?」
「万物の宇宙を成り立たせる根本素材とは何か?」

 

別の表現で言うと、

 

「宇宙の根源はビンもない鳥もないところから、どうしてビン鳥が生まれたのか?」

 

この追求を、どの哲学者も明確な答えを得るために頑張ってきた歴史だと聞いていて思いました。

 

哲学の歴史の中で、デカルトの「XYZの座標軸の発明」は、私たちは、当たり前に学校で習っていますが、この発明が実は、西洋の知性の進化にすごく大きな影響力があったことが分かり、改めてデカルトの凄さを感じました。

 

この発見によって、それまでの宗教の独断が破壊されることで、産業革命・科学技術の進化だけでなく、民主主義やそれまで訳が分からなかった、自然に対する解析が数学・物理学によって、「人間がすべての事象を分かるから、精神も明確に分かるはず!」と、人間の追求がさらに深い部分にいくきっかけになった始まりが、そこにあったんだと思いました。
しかし、精神も人間が掌握できるはずという確信はあるものの、道具や方法が分からないという所に、1900年にフロイトが登場し、夢分析という方法で人間の無意識の発見をして、人間の精神分析ができるようになったのだそうです。
当時の精神を知りたいと思っていた人たちからしたら、きっとフロイトはヒーローだったのだろうなと、話を聞いていて思いました。

 


とにかく濃度濃く色んな話をして下さいましたが、特に私が、今回の令和哲学カフェで、とても心に残ったポイントは2点あります。

 

【その1】
ニーチェまでの哲学者は、「同一性哲学」で整理していましたが、
ドゥルーズは「違いの哲学」を打ち出したことで、それまでの哲学に新しい解析を取り入れたのだそうです。

 

哲学の使命とは、
「自分の前の哲学者たちの言っている内容を切ること」
内容を切って、新しい概念・イメージ・解析を出さないと哲学者として認められないのだそうです。

 

だから、哲学者を理解するためのポイントは、
「哲学者が何を否定しているのかを分かることが大事」なのだそうです。

 

その観点で哲学を学ぶという概念が無かったので、今後哲学を勉強していく上で、とても大事な話だと感じました。

 

そう考えると、
令和哲学は、ビンも鳥も無い「無の境地」「1とは何か」を明確に規定し、今までの世界すべてにALL No!の究極の否定をしています。それだけではなく、すべてをALL Yes!と底上げすることができる、絶対世界と相対世界をイコールに出来る仕組みの発見とそれを説明できるイメージ言語という道具の発明が出来ていることは、この時代の最先端の哲学なんだと思いました。

 


【その2】
一番すごい!と思ったポイントは、

 

デカルトの「我思う故に我あり」という有名なこの言葉を、無意識で整理すると

 

「私は存在しない場所から考える、私は考えない場所に存在している」

 

という解析になるという話を聞いて、

 

意識と無意識をひっくり返して解析する発想が、あまりにも斬新すぎて、最初理解するのに時間がかかりましたが、完全観察から観る人の解析は、固定されないその自由度がものすごく高く、すごい!と思いました。

 

解析の主体になるという意味は、本当に出来事の1側面だけに固定されず、事象にたいして無限大解析が出来る事で、その汎用性も無限大になっていくと思いました。
だから令和哲学は、OneSauceInfinityUse(汎用性無限大)だと思いました。

 


色んな方が、この令和哲学を学び、解析の主体そのものになって、自由度高く活用・応用出来るようになったら、本当に今の時代をイノベーションしていく人材がどんどん輩出されていくと思います。

 

ぜひ、色んな方達と一緒に令和哲学カフェを視聴し、認識の進化を起こして、日本からワクワクの時代を創って行きたいです。

 

今後の令和哲学カフェも楽しみです。

令和哲学アワードの詳細はこちらより

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