第71回 9/3 フロイトと感情(5) 開催レポート
フロイトと感情(5)
2020年9月3日(木)21:00~22:30
開催レポート
令和哲学カフェ、今日は第71回目「フロイトと感情」の最終回となりました。
今回は「天才とは」というテーマを中心とし、まとめを行いました。天才とは、個性の花を無限大咲かせられることだとNohさんは言います。令和哲学から見たときには、誰もが才能を持っています。才能を開花させるためには、その才能を爆発させる燃料が必要です。フロイトは、誰もが抑圧された感情を持っていると述べました。その閉ざされた世界から出たい、自由になりたいという欲望を爆発させられることが鍵となるのです。
また、最終回ということで、WHT参加者の5人からも出演してみての感想をそれぞれ語っていきました。この「フロイトと感情」のシリーズを通して、日本人の曖昧で合わせるコミュニケーションの課題へのチャレンジがありました。意思決定をやらないのが習慣化になっている日本では、自分の主義主張を力強くできる人がなかなかいないのが現状です。これからは、AIが台頭し、無用者階級と呼ばれる人間が量産される時代に突入していきます。ぶつかることを怖れず、明確な主義主張ができる天才集団を量産すること。そんな日本の限界を突破する場を令和哲学カフェを通して、これからもつくっていきたいと思います。
<質問コーナー>※一部抜粋
Q:個性の花が咲いた状態の人間が持つ夢とは何でしょうか?
A:夢を持っていない状態では個性の花は咲かない。個性の花が咲くためには、爆発すること。失敗の連続で、あと少しという状態がずっと続いて、ある時個性の花が咲く。地獄と天国が鮮明にわかる状態で、実践に対する努力ができる。自分のビジョン・夢を持ち、そこに走るのが個性の花が咲いている状態。
次回は9月4日(金)21時からです。新シリーズ「ウィトゲンシュタインと言語」を新たなメンバーと共にお送りします。どうぞお楽しみに!
参加者の感想
人に合わせるクセが無意識深く根付いて、建前することが当たり前の日本人にとって、WHT、令和哲学カフェは日本人の弱点を補う強烈な場だと思いました。(さがらまさしさん)
天才を育てる本物の哲学。天才と呼ばれる人はいても、天才を育てられる天才ってほんと少ないですよね。具体的な技術や知識の業界でも、一流のコピーはかなりほんの一握りにも関わらず、抽象的概念の世界で天才を作る再現性のある知恵、概念、体系化ができることは、本当にすごいことだし、瓶鳥の外に出てるからこそできることだと思いました。(うっちーさん)
フロイトの精神分析と感情手術がどれくらい違うのか、オープンされるのが楽しみです。一人ひとりが天才になっていくわけですね。(よしじゅんさん)
全ての人が才能を持っている。ただ、スイッチが入っていないだけ。この言葉は多くの人を癒す言葉だと思います。私たちの感情的な抑圧がなぜあるのか。これが本当に宝であり、価値のあることであること。それがわかることは、本当に誰一人取り残さない話だなぁと改めて感じ、まさにSDGsの実践であると感じました。(ほりこさん)
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