第68回 8/31 フロイトと感情(2) 開催レポート
フロイトと感情(2)
2020年8月31日(月)21:00~22:30
開催レポート
令和哲学カフェ「フロイトと感情」の2日目となりました。
今回はフロイトの説明から始まりました。
フロイトは、今まで意識が全てだと思っていた人類歴史の中で、初めて無意識を発見しました。
そして、精神分析学を発明し、近代哲学をポストモダニズム現代哲学へ移動させることに大きな貢献をしています。
人間を支配統制するものは何なのか。それが、理性ではない、無意識的な本能衝動が人間を統制するとしました。
そして、その無意識領域れを人間の性的な状態に置き換えて表現しました。
人類に多大な影響を及ぼしたフロイトですが、
一方で、フロイトは瓶鳥の外に出てはいなかったのではないかとNohさんは解析します。
なぜなら、現実的な人間のカルマのエネルギーを解放することに力を注ぎ、
瓶鳥の中の話である、精神分析学を追求していたからです。
しかし、源泉的動き1そのもののすごすぎる世界を取り入れていなければ、本当のゼロ化はできないのです。
精神分析学の限界はそこだと、Nohさんは指摘します。
令和哲学では「感情手術」という技術を通して感情の仕組みを理解することを行っています。
番組内でも感情手術を体験していただきたいと思っていますので、楽しみにしていてください。
<質問コーナー>※一部抜粋
Q:感情の仕組みとは何ででしょうか?
A:コンピューターでイメージすれば電気は自由。
その自由な電気をどれだけチップの中に入れてプログラミング言語で繰り返しさせて、
コンピュータの画面にアウトプットさせるか。私たちがみている現実はそのアウトプット画面。
抑圧されたエネルギー感情、抑圧されたエネルギーでみれば、制約され傷だらけでみえる。
無制約、制約活動、制約された結果、で理解すること。その傷だらけの世界を通過すればすっきり美しい世界がある。
次回は9月1日(火)21時からです。どうぞお楽しみに!
参加者の感想
精神分析をいくらしても同じ次元からしか見れていないので問題は解決しないということに納得です。感情がなぜ、どうやって生まれるかの大もとを深く理解する事が感情から自由になって楽しむことになるのかなと思いました。(ケムさん)
目で見るのが当たり前で、脳中心の物質文明で生きてきたから感情が生まれる仕組なんて考えてこなかったけどこれを分るといい世の中に変わっていくきっかけになるやろな。(キムさん)
抑圧された感情、ちょうどタイムリーなテーマで興味深くみれました。フロイドの発見した無意識よりも、さらに深い無意識を定義しているのはすごいし、感情の外に誰もが出られる技術に希望を感じました。明日も楽しみです。(kankanさん)
抑圧された感情を無視したままでは先に進めないと分かっていながら放置しています。 自分では触れたくない感情なので、ノさんの感情手術を受けてみたいですね。(知沙さん)
たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。
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またのご参加をお待ちしております。
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