
【第146回12月25日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー
令和哲学
AWARD
特異点ディスカバリー部門

八木 祐香さん
今日の特異点
ヤッサール哲学最終日、Noh先生をお迎えしての質問道場でした。
「正直、令和哲学って難しい!!」と日頃感じている私にとって、この4日間は「誰も取り残さないヤッサール」に、すごく寄り添ってもらっているような内容でした。
令和哲学を理解した上で、敢えて9禅定の2段階までに限定してもらって、この身体(自分)が有る状態で無意識を意識化していく4日間。
そして、その4日間の内容をNoh先生は「心理学」と規定された上で、お話を始められました。
世の中を物質で観るのが心理学であれば、世の中を心で観るのが現象学だと。
その為には主観と客観の統一が必要であり、その為には本質と現象の統一が必要であり、その為には超越的還元までのバックが必要であると仰いました。
確かに、無意識を意識化していくことで、自分がどれだけ機械的条件反射に掴まっているかは観えてきますが、まだ「自分が有り、他が有るのが当たり前」で全てが物質の状態です。
そのままでは、機械的条件反射に掴まっていることを分かっていながら逃れられない状態になると予測がつきます。
これが、心理学の限界だと感じました。
そこから、バックしてバックして、これ以上バックできないところまでいって「時間・空間・エネルギー・模様形も無いのが当たり前」前提で、目の前の模様形の有る世界が一体どのように成り立っているのか、共通の仕組みで全ての整理が起きた時に、そこを基準として応用活用できるのが「令和哲学」だと説明してくださいました。
親しみやすくて手を伸ばしやすい心理学では機械的条件反射を手放せない。
信じる宗教では、神の下に自分を置き自分の尊厳が保てない。
本来、言語では表現できない内容を暗記言語で伝えようとして伝わらなかった今までの哲学。
令和哲学は、その全ての限界を超えて、全ての当たり前をひっくり返して、人類が絶対的な尊厳を確信しながら、やっと人間を楽しめる技術なのだと感じました。
最後に、一番心に残ったメッセージを残しておきたいと思います。
『人類の700万年のパラダイムを突破して、プライドの高い日本を再び目覚めさせる為には、心理学からのアプローチじゃ足りない。
「誰もチャレンジしたことのない超越的還元の世界、それを活用するチャレンジができるのは日本しかないんだ!」というメッセージが日本を着火させる。
だから危なくても、不可能に見えても、誤解されても、理解者が少なくとも、難しくても、そこを譲らない。
日本が必ず、そのチャレンジに食いついて目覚めると信じて投げる。
最先端にたつからこそのミッションがある。』
このメッセージを聞いて、胸が熱くなりました。
日本を信じて、日本が目覚めるまで、ずっと諦めずに、癒やして着火し続けるNoh先生。
今回の冒頭、ファシリテーターのヤッサールはご自身のアルゴリズムを手放す瞬間を全て見せてくださいました。
手放すだけでも難しいのに、公の場でアウトプットする勇気・しなやかさに美しさを感じました。
そして実践していくことで伝えていく覚悟を感じました。
私のように、難しい難しいと思いながらも諦めきれずに、毎日令和哲学カフェに参加されている方が、多くいらっしゃると思います。
誰一人も取り残さないと先頭をきってチャレンジする背中をみせてくださることが、とても頼もしかったです。
この令和哲学カフェは、ヤッサールのように「粘り強く食らいついていく私たち参加者」と「危なくても不可能に見えても誤解されても諦めずに真理を投げ続けてくださるNoh先生」が出会いを蓄積することで、日本を目覚めさせる侍が、たくさん生まれていく場なのだと感じました。
ありがとうございました。
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