第25回 7/1 美しい考え(5)開催レポート


第25回令和哲学カフェ
美しい考え(5)

2020年7月1日(水)21:00~22:30

開催報告

第25回令和哲学カフェは、301名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

今回は「考えの美しさ」シリーズの最終回として、考えについてをまとめてから、質問道場形式で進めていきました。

改めて、「考え」とは何なのでしょうか。自分が考えたいときに考える。考えたくないときには考えない。これからの時代は、人間が考えを卒業して脳に勝つ時代だとNohさんは解析しています。

また、考えを正しく使うために、真善美聖和で整理しました。瓶と鳥の絵で言うと瓶の中の世界は真です。自分と観点や判断基準が一致する人は1人もいないのに、人間は怒ったり、絶望したりします。それは最悪の地獄といえます。人間の宿命的課題は、例えるなら、大荒れの海の中で船に乗っている人同士で喧嘩をしている状態です。みんなで力を合わせてオールを漕ぐ必要があるのに、仲間のここが嫌だと言い合い協力できず、目先しか関心がない状態が人間の現在地です。

この真を明確に理解できたときに、初めて瓶の外、善の世界にいけます。外からみたときに、本当の自分は脳では認識できないすごすぎる存在だったんだと理解できます。考え卒業の世界は真です。認識世界が全て統制できるから、自分の尊厳は自分で守ることができるのです。

質問道場でも質問が活発に出ていて、身近でありながら科学でも証明できない、考えというテーマや令和哲学カフェ に対しての関心度合いが受け取れました。

最後に討論者の5人からの感想があり、この5回の会を経てみなさん変化していて、とても清々しい顔で語っていたのが印象的でした。WHTを通して自分の課題が明確になり、それが解消できる場であることを感じられたのではと思います。

次回からは「感情の美しさ」に入ります。感情の概念は、特に日本にとって、とても大事になってきます。ぜひご期待ください。

参加者の感想

印象的な質疑応答がいくつかありました。とくに、最悪の地獄を経験しないと最高の天国にはいけないのか?びんの外にでたらお金の苦しみはなくなる?といった質問への先生の回答が印象的でした。人間が、教育によって確実にびんの外にでて、新しい尊厳の時代をつくって行ける、自然とそう思えました。(azarashiさん)

思考のまとめ、セミナーのようですごかったです。 Noh先生の最後の言葉「”令和哲学者”を名乗っているのでプレッシャーを感じます」いう一言が本当に75憶の人生の責任を取るって思っているのが伝わって感動しました。ありがとうございます。(lightsaverさん)

「認識形式=マトリックス=観点」の整理がありがたかったです。nTechに登場する多くのキーワードを同義語で整理することが理解を深めるひとつの方法と考えております。本日も有難うございました。(ちゅるりんさん)

5日間のWHTメンバーの感想が凄すぎると思いました。そこにリアルに参加したことによってものすごいコミュニケ―ション能力のアップグレードが起こってるんだなーと思いました。(Miwako Heraiさん)


たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。

またのご参加をお待ちしております。

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