【第92回10月2日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー


令和哲学
AWARD

特異点ディスカバリー部門

Morphie

Morphie(風見雅子)さん

今日の特異点

10/2から出演者にも新しいメンバーを迎え、「ドゥルーズと令和哲学」をテーマにスタートした令和哲学カフェ。

毎回出演者が新しくなるとワクワクするのですが、今回は始まるや否やNoh先生がドゥルーズについて話すエネルギーがとても自由で伸び伸びとしていて一気に心を奪われました。

そしてそのまとめる内容がまた凄くって、youtubeのコメント欄に感嘆の声が連投される程でした!

後日撮影していたスタッフ仲間に聞いて分かった余談ですが、自分がどういう
環境になれば先生が忌憚なく存分に伝えたいことを伝えられるだろうか、そんな心で撮影のカメラを回していたんだという裏話しを聞いて、あー、やはり裏にも愛のチームプレー、海作りがあったのだとしみじみ納得しました。

先生はドゥルーズについて話しているのにも関わらず、聞いているだけで前に聞いたカントやニーチェ、ヘーゲルが伝えたかったことが何だったのか、西洋哲学史の全体像が一歩また一歩、前よりも深く鮮明に理解出来て一次元賢くなったような感覚に陥りました。

今回の内容で「哲学は認識技術」というキーワードが名言として残るくらい心に響きました。

令和哲学では「ビン鳥」を使ってビンの内と外、またビンの内と外を自由自在に行ったり来たりする世界を表現していますが、

AI時代を迎えた今正に、ビン鳥の内外を自由に往来できる心が脳に勝った人が、宗教的な神より9000兆倍凄すぎる自分であることを理解し、哲学感覚、即ち新しい心の感覚を付けた人が増えれば事実が確認できるのだという整理に触れた時、

今まで数学物理学に引っ張られて来た哲学の時代から、数学物理学をも引っ張っていく哲学の時代が到来したことを彷彿とさせると同時に、カントやニーチェ、ヘーゲルそしてドゥルーズが嬉しそうに微笑んでいる姿が脳裏に浮かびました。

先人たちの残した偉大な発見の数々が今、令和哲学によって改めてスポットライトを浴びることで、それがどのように凄いことだったのかを認識可能にしてくれています。

同時に彼らが果たせなかった夢を補完し実現できるのが令和哲学であることも容易に理解できます。

後半のQ&Aではたくさんの質問がされていましたが、その中で心に刺さったものが二つありました。

一つは、「Noh先生が影響を受けた本は何ですか?」という質問に対する答えです。

どんな本が飛び出すのだろうと固唾を飲んで見守っていましたが、先生から出て来たのは、影響を受けた本が特にあるというよりは、25年前に呼吸に集中していた時に令和哲学の源泉的動きと繋がる気づきがきたこと、それに一番影響を受けたのだというお話しでした。

あーーーー、もう本当にどんな条件状況でも決してブレない哲学、1を明確に分かっている悟人が答える世界だなと心の中でスタンディングオベーション状態の歓喜が溢れました。

そしてもう一つが、「Noh先生が尊敬する人物は誰ですか?」という質問。

質問された方は坂本龍馬が好きだと仰っていたので、Noh先生からはどんな過去の偉人が出てくるのだろう、やっぱり釈迦とかイエスとか老子、いや、先生は令和哲学を現実に応用する達人だからここは孫子か、などと咄嗟に考えつく偉人を並べて予想しましたが、
出て来た答えはその中のどれでもありませんでした。

「私はこの私と一緒に作って来てくれた日本人の仲間たちを一番尊敬しているし、こうして毎晩遅い時間にも関わらず令和哲学カフェを見て私の話しを聞いてくださる日本の皆さんを尊敬しています。」と仰いました。

続けて、「25年前の私は言葉も喋れない、お金も人脈も健康もない、ビザもない
何もない状態の中、発見に対して理解し信頼し私をここまで育ててくれた日本の仲間たちは私の大切な友だちなんです。」という答えに、きっとこれまでもそんなお話しを何度もして下さっていたはずなのに、何故かこの満月の夜はその言葉が魂深くに響いて聴こえ自然と涙が流れました。

きっと令和哲学を習慣化しながら無意識が意識化されほどけたことで、聴こえなかった受け取れなかったものが聴こえ受け取れるようになったのかも知れません。

自分より上自分より下を一切作らず、いつも平等な同僚として関わって下さる先生を完全認識、ヘーゲルの言う絶対精神の自己実現実践者だと認める理由もまたここにあります。

10/5からはいよいよWHTに入っていきます。今回の出演者もまたオリジナリティー溢れるメンバーばかりで本当に楽しみです。

日々こうして令和哲学カフェに参加することで、戦後日本人が失った考えや感情を回復させ本来の日本を取り戻していく習慣作りの必要性を日々感じています。

人類が長い長い知の探求を繰り返し西洋哲学史を以てしても超えることのできなかった完全観察、完全認識、今ここ最高の心。

令和哲学カフェを通して、この心感覚を獲得した日本人の自信感が溢れ、日本オリジナルの心産業を世界に発信していく時代を共に創りたいです。

令和哲学アワードの詳細はこちらより

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