第111回 11/2 マルクスと令和哲学(4) 開催レポート


第111回令和哲学カフェ
マルクスと令和哲学(4)

2020年11月2日(月)21:00~22:30

開催レポート

「マルクスと令和哲学」第4日目となりました。今回は「現代人はなぜリーダーシップが難しくなっていくのか」をテーマにWHTを行いました。

情報知識が過剰な現代は、どんな天才でも6ヶ月くらいはかかると言われる博士論文があらゆるジャンルでたくさん出ています。なので実は知の最先端にいる人ほど、自分が分かっていないことが一番よく分かっている可能性が高く、実は自信や確信が持ちにくい状況なのです。しかし、自分が教えるポジションにいるので建前で教えるしかありません。
さらに今はポストモダニズムが主流で個人主義の多様性を認め合おうとしており、全ての知識が何が正しいのか分からなくなっています。絶対的であり、一点に集中できた時に真理になるのですが、例えばアインシュタインの一般相対性理論やドゥルーズの違いの哲学のように絶対的真理なんてないと科学でも哲学でも言っている状態です。

これでは知識をまとめきれません。
同一性哲学にはいけないのです。

令和哲学は次元の違う同一性哲学です。

それをオールクリアするのが本当は観点の問題だと徹底的に分かることで、明確な同一性、絶対的真理にいくことができるとNoh先生はおっしゃっています。

<質問コーナー>※一部抜粋
Q:流血革命でなく、令和哲学ではどのような道筋を通って人間の身分上昇を起こしていくのでしょうか?

A:今回のコロナウィルスを見てわかるようにプロテインより小さい点一つが全世界を変えてしまいます。ただ広がってチームプレイが起こらない脳のウィルスシステムではなく、教育革命が細胞システムの組織体制として広がっていくことです。
人間1人1人が幸せになるためには、信頼できるコミュニティ場が必要です。だから人間1人1人の信頼のコミュニティ場が広がっていく仕組み自体が細胞システムになっていくこと、これを私たちはリゾーム組織や精神セル、愛の爆弾や英雄産業などと言っています。
これは人類歴史上に見たことのないシステムです。教育自体が小学校、高校、大学のレベルを超え人間の意識の拡張が広がることです。
ウィルスシステム自体はコピーしていくだけで秩序がつくれずチームプレイが起きませんが細胞システムは秩序がつくられます。細胞システムが完成できて広がって行けば世界はもの凄いはやさで変わっていくでしょう。その完成が大事です。
人間の意識の爆発、これが逆にコロナによって分かりやすくなったのではないでしょうか。

参加者の感想

リーダーシップの5段階のまとめが、本当に現代とマッチしていて、納得でした!WHTは理解することで精いっぱいでした。Nohさんが出演者の言葉よりも深いところまで観て、脈略をも整理して、私たちに分かりやすく伝えてくださるのが凄すぎました!これが心から観るということなのでしょうね。とてもとても勉強になった回でした。ありがとうございました。(かなえどんさん)

初めの皆さんの意気込みからいつも楽しく視聴させてもらってます。個人も含めた場の進化・次元上昇、つくる側・みる側がひとつになって生まれている令和哲学カフェ。WHT参加者の皆さんが安心の場だと言う理由がわかります。安心して主義主張ができて、自分以外の観点も楽しむことができて、融合もできる。ひとりひとりの信頼が生まれ、そして育まれるcommunityであること。安心の心から無限大の観点を楽しむことができるひとりひとりがleadershipも発揮できるようになるのだなぁと、今日のテーマとQ&Aを通して感じました。(eraさん)

なぜ現代はリーダシップを発揮するのが難しいのかというのはたくさんの人が気になるテーマで、令和哲学カフェで取り上げられて嬉しかったです。5人の意見はどれもなるほどと思いました。内容についていくことが難しく、間のNoh先生の整理が本当に助かります。Noh先生みたいに整理能力、解析能力があれば、リーダーシップもバンバン発揮できるなーって思いました。(こみずさん)  

マルクスは、令和哲学から一番遠いと言われてましたが、部分だけを観れば、これまでになかった労働者の組合を作ったり(無→有)、労働者の意識を変えて行ったり、労働者の世界を変えたリーダーで、実践行動で現実を理想社会に近づけたのが、令和哲学の実践に似てるなと思いました。
5日間の講義を聞いてマルクスのリーダーシップを感じました 。
WHT5日間お疲れ様でした。
みんなの主義主張がそれぞれに素晴らしかったです!(yayoiさん)


たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。

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またのご参加をお待ちしております。

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