「炎」Lunch Question vol.19 開催報告
11月最初のLunch Question#19は、思わず唸る。細胞が騒ぐ。映画『鬼滅の刃』主題歌のLiSAさんの歌う”炎”について、映画の内容も合わせての解析となりました。
本日の曲について
『炎』LiSA
「炎」(ほむら)はLiSAの楽曲で17枚目のCDシングルであり、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌です。デジタル配信が10月12日にスタートし、各音楽配信サイトのデイリーチャートで1位を獲得、55冠を達成しました。(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
令和哲学カフェから生まれた若者哲学者・大川真さんの解析
前進する人とバックする人に対する悲しみやいろいろな想いが巡る歌だと感じます。
自分自身の今まで思い描いていた過去の世界に対してさようならを告げる。それは悲しいけれど、それよりももっと大事なことがある。前に進もうとする人たちに伝えたいけど、自分はバックするんだ。
過去の世界、過去の延長がこのまま続くと思っていたし、みんなで明日を描いていた。けれども、それもなくなっていく。
現代の前進中毒の忙しい競争社会の中で出会って一度は手を取るけれど、未来のために離す時が必要。一旦離れるけれどまた戻ってくるという暗示を君に向かって伝えた。
いい記憶、楽しい記憶は、囚われたり、また現実的な残酷な世界に泣いてたくさんトラウマをつくっていく。
それは大人になるほど増え、所有するほど失うものも増えていく。
前進ではなく、バックしようとする決意がうかがえる。前進中毒による感情のマヒ、悲しんだりする感情がわからないほどに傷ついている。
表現しなくなった君のことば、願いを守り抜くために誓った。バックするということは、”無”を知ること。思い描いていた思い込み、過去の世界が消えていく。錯覚を手放したくない。
抱きしめておきたいけれども、脳ではなく心に炎を灯して遠い未来に行くために決意した。
NohJesuによるポイント解析
素晴らしい映画だと思います。
映画自体も、すべての表現がたくさんメッセージを持っていますね。
何よりも心の時代に行くためには体中心の世界と別れ。映画もそうですが、今回の無限列車をつなげて考えれば、別れ、手放す勇気があるか。手放す痛み、手放す知恵、離れる勇気について伝えています。
今まで人類500万年間がんばってきたことが全部夢だよ、悲しみよりもっと大事なことがある、と。
もっともっと強くなるために離れる、手放すこと。無限に反復し続ける機械的条件反射をずっとやり続ける脳のウィルス。それを超えて心の細胞へと次元上昇するために、新しい挑戦のために。だけど、本当は究極に到達したら失うものはひとつもない世界にいく。
離れる歌ですね。5感覚脳で生きた世界、さようなら、と、そのメッセージ。今日本がステージ1と離れてステージ2にいる状態。だから、ステージ3へ。
日本は世界一プライドが高い集団です。3000年間他の民族に負けたことのない集団だし、負けを知らない集団。
アメリカが核爆弾を使うのをみて、今まで西洋から学んできたことを全部手放したんですね。そこからステージ2の日本になっていきます。モノづくりをしながら建前の日本になっていく。
今の10代、20代、30代は炭次郎の涙と繋がって泣いています。1億3千万人の日本の教科書になるもの。歴史、哲学も全部そこにあります。
心の時代を開いていく日本をつくるために強くならなければ!このステージ2の日本から目覚めるぞ!ステージ2の日本から目覚めて本当の約束日本が世界を救済するそのミッションに目覚める。
その日本になるために行かなければ!明治維新の完成バージョンをつくらなければ!と、映画、歌からもそのメッセージを訴えています。
明治維新の完成バージョンを作らなければならない、そんな映画であり歌ですね。
参加者の感想
・今回まじまじと音楽を聴いて、物語と歌が繋がっていて、脳と5感覚に囚われない炭次郎のような生き方で、心を使うことなんだと思いました。
・たった今映画観てきました!号泣です。
・NRが鬼滅隊なんだなと思いました。
企画室より一言
Lunch Question企画室の西尾です。
映画の最後に炭次郎が叫ぶシーンに対して、そこに日本とアメリカの姿を投影するという解析に涙した人もいたのではないでしょうか。
心の時代を具現化してく日本の決断の歌。
JAPAN MISSON, JAPAN DREAMを25年を語られてきたNoh先生が、今までのどんな映画より人間が観なければならない映画だとおっしゃることに、今の時代のニーズを感じます。
12月6日には一日をかけてこの映画がどのくらい素晴らしいものなのかの解析も待っています。
普通の映画ではなく、日本人のテキストになるべき。とまでおっしゃるNoh先生。
この映画と歌に、歴史の解析と哲学の解析が入ってさらなるブームを起こしていきたいですね!
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