【第119回11月13日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー
令和哲学
AWARD
特異点ディスカバリー部門
加藤 雅大さん
今日の特異点
毎日参加している令和哲学カフェ。毎晩の楽しみ。
今年の5月末からそろそろ半年が過ぎようとしている。
今日で第119回目。シリーズ「鬼滅の刃と令和哲学」の2日目。
最初に、映画「鬼滅の刃」を100倍、1000倍楽しむためのNoh先生の講義から始まる。
鬼滅の刃の映画をどう見るのか?ただのヒット映画としてみるのではなく、歴史最高の教材としてみる。どんな意味付けをするのかが、本当に大切だ。
映画の内容を通して、いつも通り日本の素晴らしさを語ってくれる先生。
日本人より日本のことを知り、日本人の知らない日本の凄さや、日本人の強さを語ってくれる。いつも発見があり、本当にうれしいこと。
「令和哲学者」を名乗るのに本当にふさわしい人だといつも感じる。
今日のWHTの討論テーマは「戦いに勝利するために、明確な目標意識が重要なのか、明確なシステム構築が重要なのか?」
この問いとともに、早速ブレイクアウトセッションに入る。
戦いとは、脳と心の戦いのことであり、答えは「明確なシステム」だなと思い、自信を持って発言してみたものの、参加者同士で意見が割れる。いつにも増して、意見が分かれた印象だった。
自分も含めてみんなが全ての人を納得させる明確な答えが出せない。理由が語れない。
これも令和哲学カフェの醍醐味。短い時間の中で頭をフル回転させて考え、自由に発言する。分からないことを考え、意識を拡張していく。本当に楽しい。
ブレイクアウトセッションが終わり、WHT登壇者の発言へ。
明確な目標意識4名 vs 明確なシステム1名
率直に意外な結果だなと思った。
皆が令和哲学を学んでいる人達。その後の討論を聞いていてどれも面白い意見だなと思いながら、先生の解説の時間に。
私がスポーツ好きだったせいか、先生の例えがとてもイメージしやすかった。
ワールドカップで優勝できるのは、目標意識が強いチームなのか、システムが強いチームなのか?目標を、システムをどう規定するのか。
目標達成:一時的な現象、結果物。
システム:持続的に生活習慣化、ルーティン→プロセス→メカニズム→システム
どんなに目標が分かっても、システムがなければ持続化、習慣化ができず、一時的な現象となってしまう。
さらに突っ込んだ話として、「明確なシステム構築をするには問題意識と出会うことが重要である」と言った。
問題意識=今ここ最悪の地獄であること。
今ここが地獄だったら、自然に地獄から逃げたくなる。そのことを通してシステムが勝手に作られる。
問題意識とシステムが本当に大切。
令和哲学では、「今ここ最悪の地獄であること」を認識できているかをいつも問われている。この半年間で少しずつ学びや理解を深めながら、瓶の中から明確に出る方法はこの点を認識できるかがポイントになることが理解できた。
毎日、たくさんの気づきを得られる令和哲学カフェ。今、令和哲学に出会っている人は、幸運にもこの時代の問題意識と答えに出会えている。
しかしながら、令和哲学カフェが目指すのは個人を超えて77億の目覚め。
多くの人に令和哲学に触れてもらい、この共通土台を持った人たちと希望ある未来のことを語りたい。そんなことができたらどんなに楽しいだろうと最近は考えるようになった。自分自身も多くの人に語りながら、そんな日が1日でも早く来ることを願っている。
令和哲学アワードの詳細はこちらより
この記事へのコメントはありません。