【10月3日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー


令和哲学
AWARD

特異点ディスカバリー部門

    Shimizu Mayumi

清水 麻由美さん

今日の特異点

特別企画の知のB1 ブックダービー!
本を馬にパネラーを騎手に見立て、
今の時代に一番必要な一冊、75億人が読むべき本の順位を争うという企画。

 

令和哲学に出演経験がある5人のパネラーがWHTのコミュニケーションワークを通して熱く語るのを
ワクワクしながら視聴させて頂きました。

 

アーカイブで何度もご覧いただけますので、私からは、内容の説明ではなく、観点にフォーカスしてまとめてみました。

選ばれた本は、見事に違うジャンルの5冊でした。それを選んだパネラーの個性が本を通してより魅力的に感じられました。

それが、以下の5冊です。

 

【1枠】長野 広樹さん
「FACTFULNESS」
統計学と医学の専門家ハンス・ロスリング著
観る力を啓発する本!

 

【2枠】大川 真さん 
「絶望を生きる哲学池田晶子の言葉」
哲学者 池田晶子著
現代人が見失っている大事なことを、鋭く指摘し自分を見直すきっかけになる本!

 

【3枠】相良 真史さん
「自分の中に毒を持て」
芸術家 岡本太郎著
ホンモノの人間とは何かを強烈に問う本!

 

【4枠】福島 さとみさん
「鹿の王」
ファンタジー作家、文化人類学者 上橋菜穂子著
絶望的な状況で命をどう使うかの目印となる本!

 

【5枠】熊倉 恵子さん
「21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考」
歴史学者 ユヴァル・ノア・ハラリ著
私達が生きている時代にピリオドを打つ本!

 

このように著者の専門分野が違いますからジャッジするのも難しいですよね。

 

そこに敢えてランキングをつけるには、審査基準が必要です。

 

そこで、ゲームを面白くするのが、じゃじゃーん!
令和哲学者Nohさんの質問なんです。

パネラーの意見ではなく本の内容を使ってその質問をクリアしていくというものです。

今回は以下の5つの質問が出されました。
それぞれの質問の中に私が感じた世界を共有させていただきます。

 

質問1)今の時代になぜこの本が必要なのか?

 

この質問に答えるには、騎手であるパネラーが今の時代をどうDefine(規定)したのかを観ることができます。いまの時代に生きる人達の問題意識とそれを解決したいというニーズを読む力を養う質問にもなりますね。
そして、その先に解決策があるのか?未来に希望が持てるものなのか?、パネラーが規定した今の時代の診断と本の内容がどう繋がっていくのかを楽しめる質問となりました。

 

そして、シャープさが足りない相手を論破し、その論破を補う内容が本の中に書かれているのか?を討論するのです。
ここで、少し混乱しやすいのが、出演者の解析ではなく、本の内容で反論するので、客観的に本の内容や著者がどこまで分っているのかをパネラーが判断する必要があります。
それがこのブックダービーで勝ち残る為の大事な要素となります。

 

言い換えれば、パネラーが著者の観点よりも外の観点をもっているから判断ができるということなんだと思いました。

 

質問2)人類が国家、民族を超えて大統合に貢献できる内容が書かれているのか?
代案として何を提供しているのか?

 

さらに具体的な質問を通して、Nohさん(令和哲学者)と騎手(パネラー)と馬(本の著者)の観点と観点が戦う、まさに知のK1が繰り広げられます。

 

そして、5人が応えた内容に対して令和哲学カフェで学んできた歴代の哲学者の観点とも繋げてNohさんが分かりやすく表現してくれます。

 

本当に凄いですね。こうゆう時に自分はにはなかなか出来ないなと諦めそうになるんですが、

 

Nohさんの観点がどこから出発しているのかを瓶鳥の絵を使って観ることができたら、誰でも令和哲学をマスターして、哲学という馬を乗りこなすことが出来ると思うので粘っていきたいと思います。

 

質問3)
今の時代の人達の心のスキマ(間)に入り込むものがあるのか?

 

この質問の心のスキマとは何をさすのでしょう?

 

今の時代に生きる人たちの不在や渇望、苦しみをどこまで深く読み取り共感し、表現できているかという投げかけの質問だと思いました。

 

人間がお互いを尊重しながら愛と信頼で鬱自殺がなく、人類が大統合に向かって生きられる社会を創る要素がはいっているのかという観点も含めて

 

この3つを審査基準をもとに順位を付けていくのですが、さらに身近な課題と繋げた質問が以下になります。

質問4)
コロナのパンデミックと繋がる要素があるのか?

 

この質問にたいしてパネラーの回答で印象的だったのが、直接的な表現と本質的な表現で描かれているかを語っていたことです。本質とは哲学的な観点ということなので、パネラーの観点もここに反映させてるのを感じました。

 

質問5)
社会変革の観点からその道具方法があるのか?

 

ここで、更に、シャープに切り込んでいくのが令和哲学者Nohさんです。
今までも令和哲学で西洋の哲学者がどこまでを理解し、その時代にどこまでの人に影響を与え、なぜできたのか?又はできなかったのか?

 

その緻密に観る目と全体を観察する目、ミクロとマクロを自由自在に使う事が出来るその観点こそが、完全観察であり、令和哲学が現実で使うことなんだと思いました。

 

その質問が投げられるということは、Nohさん自身が社会変革の為の条件が整理出来ているということなんですよね。

 

質問6)
人間一人一人の身分上昇を起せるものなのか?
パネラー自身の殻が破れてアイデンティティの上昇が起きたのか?

 

この質問は騎手が馬に対する愛情も感じるコメントでしたね。読んだ時の本人の渇望と繋がるものでもあるので、パネラーの人生にどんな事件をもたらしたのかをイメージすることができ、5人の個性や魅力も引き出された場面でした。

 

最後のまとめの後に

 

「やってみたらこんなに難しい企画だったのか。」というnohさんのコメントも印象的でした。令和哲学の観点からみた時にまた更に同じ本でも出会い方が変わるのでしょうね。

 

これは私が令和哲学と出会い経験したことなのですが、知的好奇心が溢れ興味の範囲が広がるのと、観点が上昇するので本に対しても出会い方が変わるんですね。

 

作者の観点を深く共感したり、逆に限界も観えたり、アートに関しても特に言語化出来ない世界を表現するものですので、理解できなかったものも表現の裏にある作者の人生観、観点をみることで作品に込められている間を発見することができたりするのです。

 

そんな自分の認識の変化も思い出すきっかけになった楽しい企画でした。

 

次回の開催が今からとても楽しみです!

 

令和哲学アワードの詳細はこちらより

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