第85回 9/23 ヘーゲルと令和哲学(4) 開催レポート


第85回令和哲学カフェ
ヘーゲルと令和哲学(4)

2020年9月23日(火)21:00~22:30

開催レポート

9月23日令和哲学カフェの開催報告です。
ヘーゲル哲学と令和哲学との比較や整理をするシリーズ4回目の今回は、身近な悩みを題材にしたWHT(集団コミュニケーションワーク)とQ&Aでした。  

中心テーマは、日常でよく経験する身近な悩みとカント、ヘーゲルがつながる内容として 「言いたいことを言えない心の状態は、なぜそうなってしまうのか?」です。  

Zoom参加の方々のブレークアウトセッションの後、WHT登壇者5名の自己紹介とテーマについての意見発表があり、さっそく論破とビジョン同盟のコミュニケーショントレーニングです。
今回のシリーズのWHT登壇者には日本人には珍しい論破大好きな1名が参加し、おもしろい展開となりました。途中、他の4名は完全に制圧されてしまったように見えましたが、論破された3名を救い出す発言がでたところからディスカッションが深まっていき、さらに『ビン鳥』のイメージを使って、言葉を聞くだけでは想像できない意外なビジョン同盟が生まれたりしました。  

そして、令和哲学者Noh先生から、「言いたいことを言えない心の状態は、なぜそうなってしまうのか?」について、カント哲学をつかって、言いたいことが言えない状態にも、いくつものレベルがあることのお話しがあり、さらにヘーゲルの絶対精神につながっていきました。

生まれたばかりの子供は本当に言いたいことは知識がなく言葉も話せないから言えない状態。対象への依存するのが強いから言えないの?独立した自己意識、我がある。自分の主観的観点と相手の観点、相手の主義主張と自分の主義主張、分別しているから言えないの?
両方を統合してwin-winができる理性を持ってないから言えないの?宇宙自然の法則と社会法則をマスターした精神が得られていないから言えないの? 主観精神・客観精神をこえた絶対精神の自己実現という境地になって自由な行動ができていないから言えないの?人間は多様性がすごい。スペクトラムがあって言えない理由がいっぱいある中で一番多い言えない理由はどこにあるのか。

そこで令和哲学が診断する、日本という集団が言いたいことが言えない一番の理由についてのお話しがありました。

以下、Q&Aからひとつご紹介します。  
Q:源泉的な動きを「0=∞=1」という数式として表現したのは、数学が学問のトップだということを意識していたからですか?

A:今は科学万能主義だから。科学を引っ張っていくのは数学ですね。特にAI時代は微分積分、数学です。人間が学問を一つだけ残してそれ以外全部破壊するとしたら微分積分が残る。微分積分で宇宙自然、宇宙空間、ビン鳥の中はすべて理解できますね、ベースは。人口知能の世界はビン鳥の中の小っちゃい世界です。ただビン鳥の中だけじゃなく、「心」が大事ですね。数学・物理学に「心」をとり入れる、「今ここ」をとり入れることです。 人間の思考の幅は2次元だから数学は。実数と虚数でしょ、数学は。数学で立体3次元へ、1次元、次元上昇させること、それが「今ここ・心」をとり入れることであり、令和哲学の仕事だと思っています。絶対世界と相対世界が融合できることを数学的に表現するには既存の数学では足りないから、新しい概念をとり入れているのが「0=∞=1」です 新しい概念、今までにない概念だから、それを数学的な概念で表現するのが一番シャープさを知らせることができる。数学・物理学を通過した心であることの証でもあります。抽象的な宇宙意識とかワンネス等はつまらない。数学・物理学を「今ここ」自分とつながった状態で理解できる教育が必要です。  

最後に、令和哲学カフェといえば『英雄産業』、Q&Aから一部抜粋してご紹介します。 人間が知ってる世界から自由になっていないから、組織でチームプレイするのにかなりお金がかかってしまう。情報知識を蓄積するのにも時間がかかる。そして無限大アイディアと無限大やる気をつくるのにもめちゃくちゃ時間もお金もかかってしまう。英雄産業は、これらをすごくシンプルにできるので組織のイノベーションに、大きな貢献をする。英雄産業はアイディアやる気の無限大爆発もありますが、人間は組織なしでは大きな仕事はできない。その意味で、英雄産業の基本ベースは、組織のイノベーションです。    

日本は世界で唯一、精神が体の中にあるのでない客観精神が強いときを集団として経験していて、それが明治維新だったという令和哲学者Noh先生のお話しが印象的でした。

令和哲学カフェでどんな日本の可能性に出会えるか、これからも楽しみです。

参加者の感想

あらためて、論破に対する抵抗感があるのだなぁ、と感じました。相手を打ち負かす、そして勝ったほうは悦に入って、相手をバカにする、論破されたほうは悔しくて、ともすれば逆恨みしたり。そんな負のイメージがあるし、とにかく争うようなことは避けたい。それがNohさんの言う、戦争に負けたステージ2の日本なのですね。きじさんが、昔は相手を論破しまくる嫌な奴でした、とコメントされていましたが、今までの日本社会ではそうなってしまうのは仕方なかったですよね。もっとお祭り、ゲーム感覚で論破を楽しめるような世の中にしたいですね。この令和哲学カフェから!(はつみんさん)

今日は何故だか心がすごく揺り動かされた回でした。自分の心の隙にグサーーっと刺さってすごくショックを感じたのと、最後のノさんの、日本人は集団ヒーリングが必要なくらい傷ついている、と言われていたのがつながっている氣がしました。言語化が追いついていないのですが、こんな感覚を味わってここで言葉にさせていただけるのも令和哲学カフェの醍醐味として受け止めたいと思います。 カントは的確な言語を紡ぎ出したのに、ヘーゲル含めた後の哲学者は絶対精神などの混乱を招く概念を作った。という話、なるほどと思いました。言葉で語り得ぬ世界を語った。ヘーゲルに入ってから感じる居心地の悪さ、みたいなのの正体を見たような氣がしました。その感じが今の人間がウイルスシステムに侵されて分離が増長されている要因の一つになっているような。本日は全体を通してショックと感動が同時に味わえた大変貴重な回でした。また明日も楽しみです。(ユブシロンさん)

「言いたいことが言えない」本当によくある悩みがテーマでよかったです。最後の先生の整理で、色んな段階の言いたいことが言えないがあるというお話に納得し、さらに戦後アメリカに建前して沈黙するしかない日本の集団意識の影響が大きいことがよくわかりました。参加者みなさんの最後の率直なコメントはどれも共感できたし、言いたいことを言ったらいじめられる無意識的恐怖を超えてWHTにチャレンジしていることが本当にすごい勇気でしかないなぁと感じました!建前をやめて、本気で学び主義主張する日本人になりたいし増やしたいとつくづく思います。(kankanさん)     

言いたいことを言えない涙がある日本集団の涙。それを「宝」といってくださる韓国人のnoh先生がどんだけ有難い存在なのか。言いたいことを言えなくてどんだけ人生で悩んできたのか、どんだけ悩んでも色々なチャレンジを通して突破しようとしてもそれでも突破できないなぜ突破できないのか本当に、わからない物凄い涙がわたしの中にもありました。令和哲学とnohさんの日本の解析によって自分のこと、日本のことがよくわかって安心してかなりヒーリングされて本当に自分自身変わりました。言いたいことを、言えなくさせるほどのショック体験を持っている日本人を見つけてくださって、本当にありがとうございます。(おりょうさん)


たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。

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令和哲学カフェコミュニティサイトをご覧ください。

またのご参加をお待ちしております。

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