【第73回9月7日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー


令和哲学
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特異点ディスカバリー部門

halcan

 halcanさん

今日の特異点

 

「言語の究極の用途機能とは?」
今回はウィトゲンシュタインの理解にも通じるこの問いから始まりました。

 

一般的に言語の用途・機能といえば伝達機能、情報記憶機能、思考創造機能、行動調整機能(伝達・認識・記憶・制御機能)に分けられるようです。

 

ウィトゲンシュタインは「言語の限界は世界の限界」と言い、ノさんは「世界の限界は理解の限界、理解の限界は言語の限界」といいます。

 

人間は言語によって全てを理解しようとしてしまいますが、この言語には表現不可能な領域があるため理解に限界が生じてしまうのです。

 

言語を使わない日はありませんが、言語の表現可能な領域と不可能な領域を明確に認識してコミュニケーションを取っている人は多くはないでしょう。

 

「言語の究極の用途機能」をWHTで語ることで、言語が突破すべき限界がコミュニケーションのなかで浮き彫りになり、それこそが人間の疎通交流において大切なポイントであることがよく解りました。

 


「語りえないものについては、沈黙しなければならない」といったウィトゲンシュタインの真意が整理されたことも印象的です。

 

一方でウィトゲンシュタインは、語ることはできなくても示すことはできるとも言っていますが、この「示す」ということ、これがまさにビン鳥によってイメージの共通認識を得ることではないでしょうか。

 

瓶と鳥で示すならば、瓶の中にいて瓶の外があることを認識できておらず、中と外の違いが明確でないまま瓶の中で外を語ろうとすることに対し、彼は待ったをかけたのです。

 

ビン鳥のイメージを得ることは、絶対世界と相対世界が重畳する、主語のない言語である『イメージ言語』を得ることへの第一歩でもあるかと思います。

 

 

言語によって表現可能な相対世界と、表現不可能な絶対世界を明確に分け、今自分がどこから観てどの世界を思い描いているのかを共有できるようになること、そして人間の意思疎通やコミュニケーションの在り方に大きな変化が起きることをWHTのみなさんの交流を通して見せてもらいました。

 


ビンの中と外という違い、そしてビンの中で生じる多様な違いを共有し、言語の限界を理解し、概念を拡張することによって言語の限界を超えられることを令和哲学では謳っています。

 

WHTのチームビルディングのように、違いをイコールにするコミュニケーションが、あらゆる場面…職場や学校や家庭にあふれたらどんなに良いかと思います。

 

観点から自由になり、話す言葉に囚われない「話しても話していない」「聴いても聴いていない」状態で、


互いの観点の違いを楽しみながら融合させていく、そんなクリエイティブなやり取りができる関係性を広めていきたいです。

 

 

令和哲学アワードの詳細はこちらより

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