第251回〜第259回 令和 Rock Festival〜究極の絶望から究極の希望へ〜(6/7〜6/18)


開催レポート

Noh氏:3期の2ラウンド、走ってきてどうでしたか?
感想聞かせてください。

小林:2週間皆さんに貴重な機会をいただきありがとうございました。
プレゼンも25分という時間をいただいて話をする機会ってなかなかないと思うんですけど、やっぱりすごいプレシャーでしたね。

3期が始まってすぐというのもあったし、令和哲学カフェのコンテンツが世界にないものであり、最先端のコンテンツであり、そして人類を救うコンテンツであるというすごいものであること。それを代わりに話させてもらうというのは正直逃げたくなるくらいでした。
でもひとりで抱え込むんではなくて、一緒に令和哲学を学んでいる仲間に相談しながらやっていくことができました。

今回いろんな角度で現実の絶望を紹介させてもらったんですけど、全国で令和哲学を学んでいる仲間に投げかけて、そのみんなに情報をもらったんですよね。そういうふうに全国の仲間に協力してもらえたということで、この令和哲学カフェのコミュニティはすごいなって思いました。

調べれば調べるほど日本がいかにお先真っ暗なのか、本当にわかったんです。人口減っていっているし、経済でも遅れていっているし、観光大国だったけどコロナが来て、世界との交流が少なくてヤバイのにそれに気づかず、井の中の蛙状態。これがNohさんのいう絶望することの大事さなんだなって思い、いい勉強になりました。

Noh氏:たかとと2ラウンドやってみて、本当に日本の若者はすごいなって、本当に世界を変えていけるポテンシャルはしっかり持ってるなって思いましたね。絶望をキーワードにしながら正しい絶望、究極の絶望が究極の希望であること。そのことから、ショーペンハウアーを登場させて、音楽哲学まで誕生させながら、ロックフェスらしくラストにも決断と覚悟の歌で締めて、さすが柔らかいアイデアと新しいチャレンジをどんどんやっていくことは素晴らしいと感じました。

一緒にやってみて一番残っているものは何ですか?

小林:残っているものは自殺の話は印象的でした。ショーペンハウアーの自殺の話から、令和哲学からみたときに、自殺というのは環境を変化させることができない絶望から、体を無くす選択をするということ。そこで環境を統制できる、変化させることができる技術が令和哲学なんだということ。生きているのが苦しいって思った時に、なぜ自殺したくなるのか、なんで死んだほうが楽だって思うのか、そこの理解ができなかったので、そこが令和哲学の環境を変化させるというのがなるほどって思いましたね。これを広めたいって思いました。

<質問コーナー>※一部抜粋

Q:ショーペンハウアーを見ると、人の人生は全て不幸になることを約束された、何も価値を持たない下らないものとありますが、これと正しい絶望とはつながるのでしょうか。

A:明確に悟ってしまったら体人間で生きることがいかに小さくて、いかにおかしいことかがわかるので、ショーペンハウアーは不幸が当たり前って言っています。心人間になってしまったら体人間で生きることは2度としない。新しい感覚がつくから体感覚に縛られない。だから遊び感覚だしゲーム感覚祭り感覚なのです。
でも人たちは体が人間だと思うから、ショーペンハウアーは人生はつまらないと言う。体が人間で欲望の奴隷になったらいつも満足できず苦労する。かと言って欲望なくしたら無意味、怠慢。これを行き来するのが人生だと。令和哲学が人間は悲惨、屈辱、残酷、瞬きひとつも説明できない、自分の考えひとつもどういう仕組みでなぜ生まれるのか説明できない状態。それで知ったように話をするから今の若者がうっせーって言うようになっている。この現在地をわかること、これが正しい絶望です。

Q人間が一番好きなものは安心というのは納得なんですけど、体人間は安心と不安を繰り返す、そこから解き放たれた時の安心というのが究極の安心ですか?

Aそうです、体人間の安心は条件付きの安心。その条件が変わったら不安になる。だから本物の安心はどんな条件でも揺るがない安心。死ぬ時にも持っていく安心が本当の安心。そのために正しく絶望すること、究極の絶望をすること、これが悟りの入り口、悟りの出発点です。

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参加者の感想は令和哲学カフェコミュニティサイトをご覧ください。

【開催日時】
平日毎晩 21時〜22時30分開催
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【参加費】
無料

【参加方法】
2種類の参加方法をお選びいただけます。

①発言できるスタイルで参加(Zoom)
②視聴のみの参加(Youtubeライブ配信)

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