【第142回12月21日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー
令和哲学
AWARD
特異点ディスカバリー部門
山口 禎子さん
今日の特異点
5人目のファシリテーターを務めるやっさん(ヤッサール)が設定したテーマ「自然的態度の見つけ方」
哲学用語はまだまだイメージがピンときません。
「自然的態度」という単語もそのひとつで、材料がなくてイメージが湧きませんでした。
ヤッサールのプレゼンと、ディスカッションを通してイメージが深まりました。
何もしなければ、いつの間にか「自然的態度」になっているところを、
今回は、掴んで、見つけていくことなんだと理解しました。
人が変化をしようとする場合であっても、無意識の中にあるものを変えることはできません。
無意識から意識化されて初めて、変えることができるようになります。
まず、いつの間にか「自然的態度」になってしまう、という仕組みを理解し、
気づいていなかった無意識を掴んで、見つけていくことが、
「自然的態度」から自由になっていく一歩だと思いました。
ヤッサールのまとめでも言っていましたが、
出演している5人の方たちは、とてもコミュニケーション力が高かったです。
「自然的態度」でコミュニケーションをしていれば、
多くは、決めつけたり、アドバイスしたり、
相手や出来事に対して〇×判断したりを、ついついやってしまうものです。
でも、今回の出演者に関しては、相手を理解するために、
質問したり、観点や認識にアプローチする質問の方向性になっていたので、
日常でよく目にする、耳にするコミュニケーションとは
違うやり取りを見て、聞くことができました。
そのやり取りを見るだけでも、新鮮に感じる方も多いと思いました。
― 日頃、日常会話でどんなコミュニケーションをしているのか ―
なかなか意識しない無意識的な「自然的態度」だと思いますので、
これをきっかけに、観察してみると新しい発見があるかもしれませんね。
今まで自分が気づいていなかった無意識を意識化し、発見することで、
日常の交流、人との関係性が変わっていくと思いました。
とても日常の場面でイメージしやすい、すぐに活用するイメージが
湧きやすい内容でした。
視聴されている300名くらいの方たちが
日常で実践していった時の可能性を思うと、とてもワクワクしました!
哲学は実践行動!日常で使える哲学を!
令和哲学カフェでこれからも切磋琢磨していきたいと思います。
ありがとうございました。
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