世界の哲学者紹介:デイモン・ホロヴィッツ


今回の哲学者:デイモン・ホロヴィッツ

哲学教授・起業家。Googleのインハウス・フィロソファー(社内哲学者)。

デイモン・ホロヴィッツの思想哲学

「もし私たちがテクノロジーというレンズを通してだけ世界を見るなら、言葉に意味を与えるような多くの重要なことを、見逃してしまうだろう」と彼は語ります。彼は、GoogleというIT企業にいながらも、それによって世界の見方が一元化されていくことに警鐘を鳴らしています。人間性を数値化したり、定量的に測ろうとすることの功罪について切り込んでいるのです。
また、「カントの義務論に従うべきか。ミルの帰結主義に従うべきか」と問いかけて、携帯電話のデータをどう取り扱うべきか業界内で倫理が定まっていないことを指摘しています。

デイモン・ホロヴィッツの活動や影響

彼は、刑務所での哲学とテクノロジー業界の倫理を教えることに関するTEDの講演と、テクノロジー業界における人文科学の擁護で最もよく知られています。
デイモン・ホロヴィッツはPrison University Project(刑務所内大学プロジェクト)を通じて、サン・クエンティン州立刑務所の在監者に高等教育水準の哲学の授業を提供しています。

記者がみる!令和哲学とつながるポイント

テクノロジーと哲学を融合させる活動、そして革新には哲学が必要だと発信している実践が心の時代を牽引すると思いました。

服部 綾子(Hattori Ayako)
NR AMERICA / Director

顧客満足・女性の消費者行動に興味を持ち、高校卒業後渡米。

米国大学にてマーケティングを専攻し、卒業後大手外資系消費財メーカーに入社。CRM(顧客関係構築)の分野で化粧品・日用品の販売促進や海外戦略に携わる。越境ECビジネスや貿易に携わる中で、多岐に渡るグローバルプロジェクトリーダーを経験するも、チームプレイを構築できない“判断基準・資本主義の限界”を感じ続ける。

その後、「nTech(認識技術)」と出会い、個人と組織が融合できる新しい組織構築モデル「トーラス組織」を実践しエリアマネージャーとして100人規模の組織の責任者を務める。 現在、サンフランシスコを起点に認識技術の北米展開に着手し、経営者やリーダーと新たな教育・経済のビジョン共有ができるプラットホームを構築。また、ハーバード大学教育心理学教授とともにDignity Educationを推進中。

ビジネス力・現実力を兼ね備えた、心のプロフェッショナルとして精力的に活動し、個人にとどまらず企業に至るまで幅広い問題解決コンサルタントとして活躍。

参考記事
https://www.ted.com/talks/damon_horowitz_philosophy_in_prison?fbclid=IwAR1e16BcNLAkMIGO688Ysw3lmgzY3YQ6iU46eJ1yHJR2sXLCu_8CHD8NbYU&language=ja

https://bizphilo.jp/issue/136/

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