第110回 10/30 マルクスと令和哲学(3) 開催レポート


第110回令和哲学カフェ
マルクスと令和哲学(3)

2020年10月30日(金)21:00~22:30

開催レポート

「マルクスと令和哲学」第3回目となりました。
今回は「歴史発展の原動力とは何なのか?社会発展の原動力とは何なのか?」
をテーマにWHTを行いました。

マルクスは歴史発展の原動力を「階級の闘争」と言っています。
マルクスは、労働者に「歴史の発展の主体はあなたたちだ」と勇気を与えることで、資本家階級と労働者階級の階級闘争を起こし、世界の国の3分の1に変革を巻き起こしました。

令和哲学では日本がアメリカを超え、心の時代をつくることをミッションとしています。とは、アジアの価値をどう活かすかということです。
アジアには仏教や儒教などの宗教がありますが、アジアの価値を活かすためにはそれらの宗教にマルクスの哲学を取り入れることが必要だとNohさんは解析します。

そして、マルクスの主張する「労働」の定義が、ビン鳥の中と外の往来に変わることです。マルクスは自然物質の世界を語りましたが、これからの時代はAIの仕事が代行されます。イメージ不可能な世界を啓発する、その労働者に代わるとき、流血革命ではない新しい生き方ができるのです。

<質問コーナー>※一部抜粋
Q.労働者の不在・渇望・苦痛、資本家の不在・渇望・苦痛とは何でしょうか?
A.本当のリアリティの不在。ビン鳥の中のものはすべて幻であることがわかること。ビン鳥の外と勝負する人が真の労働者になる。
資本家はどんな理想社会をつくるのかという、人間の可能性を開発することが足りない。自分の利益だけを考えるのではなく、美しい社会を作ろうという未来に向かうこと。

参加者の感想

WHTメンバー一人一人が令和哲学を愛し、確信を持っているのが伝わってくる、とても清々しい回でした。そして本当の労働をマルクスは伝えたかったんだと思い、今とてもマルクスも喜んでいる気がしました。今日もありがとうございました!(lightsaverさん)

『本当の労働は、身分上昇させる』 本当の労働とは?今の身分上昇は起きない労働に、怒りや涙を堪えながら携わりながら令和哲学を学び続けている自分の心が、本当に求めていることを、労働にするには?立ち止まって考えさせられる言葉でした。 本日もありがとうございました。(Aiさん)

仏教・儒教を生産性の観点から見たことがなかったので、本当に盲点でした。 つまり、東洋に足りなかったのは生産の論理。。。これからの時代に作るべき道が、より明確にイメージできました。(halcanさん)     

歴史発展、社会発展の原動力とは?労働とは人間を感動させる商品・サービスの開発。AI社会において労働は夢から目覚めさせることに上昇する。労働者の不在はリアリティ、資本家の不在はWin-Win、All Winの理想社会像というのも納得でした。今日のWHTも見どころ満載で面白かったです。ありがとうございました。(ノリコさん)


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