【第71回9月3日分】「特異点」ディスカバリー部門 エントリー


令和哲学
AWARD

特異点ディスカバリー部門

Japan Spirits

 ジャパン・スピリッツ さん

今日の特異点

9月3日フロイトをテーマにする5日目最終日です。
 
 
 
先生から「今日は天才集団を量産する話です」ということからスタートしたので、いつもの流れとは違うなと惹きつけられました。 先生はフィギュアスケート選手の真央ちゃんを天才の例に挙げていました。そして、「そもそも誰もが天才として生まれてきている、人間は皆天才なんだ。この人間そのものが燃料の塊だ。」と表現されて、これに欲望の火を点けることで、その才能個性の発揮がスタートする。さらに意志の努力が必要だと、3つのポイントを示されました。
 
 
 
この令和哲学が天才集団を生み出していく道具の発明であり、2030年には世界の90%の天才が令和哲学を学んだ人たちから生み出されるだろうと数値まで挙げられて、はっきりと価値をアピールされていたのが印象的でした。
 
 
 
令和哲学カフェでは、毎回「瓶鳥」の図が登場します。これまで私たちはこの「瓶鳥」の中で、外に出ようともがきまくって、何度も何度も生まれては死んできたけれども、出られずに傷だらけになってしまっていると。けれども外の世界があって、実は“それだけ”が真実なんだということを学んできたわけです。「瓶鳥」の外からみれば、 この錯覚の現実が、この存在自体が、ものすごい奇跡であり、進化の最先端にいる人間は、存在するだけで天才だということが感動を伴なって理解できます。
 
 
 
脳が生み出す現実の世界は、できるかできないかの不確定な偶然性に満ちているから、才能個性が発揮される爆発のプロセスでは、当然失敗の連続にもなるし、「できそう!」とまた挑戦していく連続でもあると伝えていただきました。本人は、苦労を苦労と思わないし、努力を努力と思わないで続けて蓄積しているうちに、後で誰かからみれば「すごい天才だ!」となるわけで、本人は楽しくワクワク実践し続けているだけというイメージが分かりやすかったです。
 
 
 
これは、不確定な偶然性を必然性に確定させていくこととも言えます。またアイデア、創意工夫が発揮されていくことでもあり、発見、発明が蓄積されていくことにもなりましょう。このような事件が集団で起きてしまえば、意味価値の爆発が起こり、とめどなくイノベーションが起きていくに違いないと思いましたし、人類が今まで成しえなかった歴史的な事件になっていくに違いありません。
 
 
 
歴史上、人類が登場してからの道程では、他の動物との生存競争があり、社会的結集によって、生存競争に勝利して現代に至るわけですが、これまでの結集をつくる方法が、暴力や金による力だったけれども、今は高度な結集の力が必要なタイミングが来ていることを令和哲学から学んできております。
 
 
 
今までは不可能だった結集の新しいイメージとして、コロナウイルスのように、ただ大量にコピーされていく人間ではなく、細胞のように高度な機能を発揮するために、それぞれが天才、個性を持って結集する精神細胞のイメージが提示されています。今回の天才集団が、この新しい精神細胞としての人間の組織イメージと重なって理解できました。つまり、天才、個性を最大限に発揮しつつ、全体として効率的に意味価値を最大化していく組織イメージです。これまでのあらゆる組織イメージを超えてしまった組織であることは間違いないと思います。
 
 
 
これが完成されて広まれば、視聴者からの質問があった、「幸せ(仕合せ)」と「成功」が集団的に達成されていくことでしょう。
 
 
 
「幸せ」の定義とは、理解できるから、説明ができ、予測ができ、統制することができるから、期待できる、とのことで、だから希望が生まるとのことでした。
また「成功の」の定義は、周りに幸せな人が溢れている、理解できる何でもできる人たちが量産されて広がっていること、とのことでした。
 
 
 
この定義から、人間を、世界を本当の意味で理解して、自分と自分の世界をコントロールし、希望に溢れてワクワクとチャレンジをバンバンしている状態のイメージをすることができました。
 
 
 
最後に、主義主張を思い切りできない私たち日本人の現状の原因とは、先の大戦後に日本のアイデンティティーを停止して、敵をつくらないように相手に合わせる条件反射を無意識にしてしまうステージⅡの状態であることによるものだとNoh先生はおっしゃっていました。
 
 
 
世界がパンデミックになり、人工知能AIによって人類の尊厳が破壊されていく危機に接し、この危機をチャンスに大反転することとは、天才集団を創建することであり、それは、はっきりと自己主張して、無になって聴き、本当の出会いと本当の学びと本当の関係性を創っていくことで成立すると思います。
 
 
 
人類史上初めて、天才集団を生み出していくための準備が、この令和哲学カフェを通じて熟成されつつあり、日本人が目覚めていくことで達成されていくという希望を抱くと同時に、私たちが天才集団を生み出すマスターとして先陣を切っていきたいと思いました。

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