第52回 8/7 ニーチェと哲学・観点(8)開催レポート


第52回令和哲学カフェ
ニーチェと哲学・観点(8)

2020年8月7日(金)21:00~22:30

開催レポート

第52回令和哲学カフェは「ニーチェと哲学・観点」の8日目を迎え、テーマは「美しい社会」でした。

最初にNohさんより、「人類は、美しく、公正公平で、健全な、正義あふれる社会をつくることができるのか」「そのためには何が必要か」「何が不在だからつくることができないのか」という質問が投げられました。
討論者5人がそれぞれ「怒り」「共通土台」「基準点」「自由」「アイデンティティ」というキーワードで主義主張を述べ、相手を論破したり補ったりして思考を深めながら、最後は全部を融合するディスカッションへと進んでいきました。
この融合のディスカッションは、参加者からもかなりご好評をいただいています。

今まで人間は、「脳のウイルス」に支配されて心が自由になれず、個人はエゴの欲求欲望を満たすことに走り、資本家たちの欲望、さらには資本の欲望が生産されてきました。その結果、格差が広がり、人間の尊厳性の破壊が広がっています。
資本主義の欲望の力を否定したのがポストモダニズムで、さらにポスト構造主義などが続きますが、資本主義を超える新しい仕組みの代案を出すことができていないのが今までの哲学の限界です。

その限界を越える具体的な代案が、令和哲学で提唱している「英雄産業」です。
5人の観点を融合すると、「脳のウイルスシステム」を「心の細胞システム」に変えることができる明確なイメージをもとに、人間の尊厳破壊に対する不動明王のような怒りを持ち、破られない共通土台を規定することです。そして、ITに心を入れたプログラミング思考による明確な基準点を形成しながら、解析を自由自在に統制し、終わりなき進化をし続ける共同体アイデンティティ、心の細胞システム、Group Intelligence(GI)を形成し、美しい歴史をつくっていくこと、というNohさんのまとめがありました。

質問コーナーでは、マインドフルネスの限界や、欲求と欲望の違いが明確になりました。

次回は8月10日(月)です。
どうぞお楽しみに!

参加者の感想

WHTで参加者がますます活発に意見を言い合えたり、相手の立場になったり、切ったり、自由自在にできてすごいですね。しかし、それらの流れを全て統制できる、Nohさんの令和哲学をもっと学んで、実践活動できるようになりたいです。(ちづきさん)

この時代の日本人だから、人類の最先端で希望の令和哲学だからこそ語れる、目指せる、想像できる公正公平な美しい社会がある!!ありがとうございました。
(暁ちゃんさん)                

出演者のみなさんのレベルの高さを感じてなりません!!! スゴすぎる!!!何であんなにポポンと考えがまとまったり、考えを切り替わったりできるのか…毎回、私があの場に居たらワクワクはしてると思うけど、自己主張は上手く出来るイメージは来ません。美しい社会を創るには!やっぱ令和哲学で世界を、地球をまるっと抱きしめるのが一番!(たくさん)

WHTやっぱ凄いなーと思いな今日も視聴していました。真っ向から否定したり応援したりバラバラな5つの観点を1つに融合したり。共通土台があるからこそ無限大主義主張出来るし、立場チェンジも出来ると思いました。数十分でこんなに濃度濃い議論ができる場ってやっぱ凄いし、5人の皆さんの論理や整理能力の高さに日々感動!(きゃぽさん)


たくさんのご感想をお寄せ頂き
ありがとうございました。

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またのご参加をお待ちしております。

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