「特異点」ディスカバリー部門 エントリー【第21回6月24日分】


令和哲学AWARD
「特異点」ディスカバリー部門
エントリー

 

Noh Jesu氏の投げかけてくるメッセージの中には、ひとつひとつに日本に対する、人類に対する深い深い愛が隠れています。

 

尊厳の美学の5回目の質問道場の中で「Nohさんは日本人にどうなってほしいですか?人間にこうなってほしいという希望はありますか?」に対しても、それを実感するような答えがありました。

 

「もう一度、日本は、愛してほしいんだよ。世界人類を、日本自らを」
 

このメッセージは、私の中に眠る侍の魂、日本のDNAの先にまで深く浸透していくように余韻として鳴り響きました。なぜそこまで深く響くのでしょうか。

 

何事も、外から眺める時に全体像が見えてきますが、Noh Jesu氏は究極の全体から観ているからだと思います。令和哲学カフェで例えとして出している、ガラスのビンの外に出た状態ですね。


ビンの外、時空間が溶けたところから時空間を観て、宇宙自然の仕組み、さらに今までの人類歴史、争いの歴史を深く広く洞察し、そこに流れてきた意志や涙を受け止めた上で、今の時代にどんなバトンが受け継がれているのか、いったい何が必要なのか、そこに呼びかけている感じなのです。

 

NohJesu氏のメッセージはさらにこう続きました。


「日本は真理の魂。世界を救済できる唯一無二の集団。チームプレイ大好きで、思いやり気配りがあって、原爆を2つ落とされても恨まない。こんなところない。」
 「1(宇宙の根源)が何なのか、心が何なのか教える日本になること。これが日本の仕事。令和哲学は道具になる。数学物理学を教えないと日本じゃない。原爆を作ったのは数学物理学でしょう。そんなウイルスの学問に負けてどうするの。日本は新しい学問で、新しい教育で、世界基軸教育で、心が何なのか、心を教えれば、数学物理学、経済学、全部マスターになれる。真理の時代。そのために令和の幟が立ったと思う。」
 「一番人間のすばらしさを発見できるのは日本だから。その日本になれる確信がある」


このメッセージの中には、強烈な危機と強烈な希望の両方が含まれています。

 

動物から人間に進化し、文化文明を生み出す生命体として進化してきた人類。
集団としての秩序をつくる多様な文化文明が生まれてきましたが、
なぜ今だに争いが終わらないのでしょうか。
科学技術の発達によって世界がネットワークでつながり世界の情報が即座に共有ができるようになりましたが、なぜ人間の心から不信や不安、恐怖が消えないのでしょうか?
人間の価値が、人間の道具として生み出されたお金によって評価され、支配されているのはなぜでしょうか?
人間が生み出したAIに人間が管理され、無用者階級が生まれるという屈辱的な世界が予測されるのはなぜでしょうか?

 

それは、人間が本物の哲学の進化をつくってこなかったからだと思います。

 

哲学のテーマで、カントを通して明確に整理されたことが、本来の哲学の機能は「認識主体の啓発」であるということです。
けれど、今までの哲学では、人間とはそもそも何なのか「認識主体」に対して明確に規定することができなかった、心を規定することができなかったので、一つの哲学を人類共通の土台にすることができていない。
その今までの哲学に対しての限界と、突破策を示しているのが、令和哲学だということです。


この令和哲学カフェが小さなオンラインカフェではなく、なぜ世界歴史になるのかということの背景が理解できます。
 


今、人類は分岐点にいると思います。
人間の主体を変化させ、ひとつの共通土台に溶けた上で調和したBeautiful Hearmonyを奏でる美しい世界を生み出すことができるのか
それとも映画マトリックスに象徴されるような近未来、夢の中(ガラスのビンの中にいるまま)に生きながらAIに管理されてしまう人間世界になってしまうのか

 

年号には、この時代をこの意志と共に生きるという宣言の意味があります。
ひと昔前に、世界を一つに統べようとした中国からの伝統でもある年号ですが、今は中国でも使われていないこの年号。
2019年に宣言された「令和」は世界人類と一つの調和をつくりたい意志、それは、人間主体の変化を先導する幟であるということに対して、私の中の日本が、すごく納得するのです。


令和哲学カフェで設定されているテーマにも、 どうやって人類の知性(認識水準)を自然に早いスピードで上昇させていくのか、という問題提起と共に、 NohJesu氏の描く、美しいストーリーが隠されているように感じます。
今までのテーマを、私なりに解析するとこんな感じになりました。

 

①人類の探求する美しさとは「美学」

歴史文明の整理
農業革命による宗教哲学の時代
産業革命による科学の時代
認識革命による美学の時代

人類の探求する美しさが究極の一点になった時に
プレートチェンジを拓く間になる
新時代の間を開く「美学」

 

②人類の今までの学問、知の整理(数学物理学を超える哲学の完成)
人間の叡智を融合する「哲学」の完成

 

③人類の主体の変化を導く「観点」の理解
今までの体が人間の主体を引いてみる本物の主体から。この世界を生み出している、認識主体とは何か、認識形式とは何なのか。
認識主体と認識形式が出会って認識対象が生まれる。その仕組みを解き明かす。

 

④人類の究極のゴール「尊厳」と「尊厳関係」

 

⑤人類の秩序を司る「考え」
始まりの一点を統制すれば、すべてを統制できる。

 

この先も楽しみです!
皆さんと共に、日本として歴史のバトンを受け取り、令和哲学が世界のスタンダートになる美しい世界を創っていきたいです。

 

令和哲学
AWARD

特異点ディスカバリー部門

Auther : Miho Fukuda

フクダ ミホさん

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